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かわえうた

言葉にできないものを歌にするのが自分の一生の目標 minako kawae

音楽の未来と私 


Till We Have FacesTill We Have Faces

Over the Rhine

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音楽の未来と私 : 中村とうよう

僕にとって「音楽の未来」とは、
それまでに味わえなかった感銘を
初めて与えてくれた音楽を意味する。
そうであれば、何十年前に作られたものでも新しい、
つまり未来なのだ。

もちろん作られたばかりの作品がすばらしければ、
物理的な未来の音楽に希望を託す気持ちになれて、
それは結構なことだろう。
しかし物理的に過去の産物であるような作品にしか
感銘が得られなかったとしても、
それで未来に絶望などしない。
膨大な過去の作品の中に
まだまだ出会わないままになってる作品があるかもしれない
と思って、楽しみな出会いを待つ。



昨年初めて出会った、Over the Rhine
すでにグループ結成20年。

今年になって、やっと見つけて取り寄せた、
このデビュー・アルバムを彼らがやっと作ったのが1991年。
楽曲のほとんどは1989年作。

20年間、僕と出会うことのなかった音楽が
アメリカから海を渡って、僕の机の上に届き
今、僕の部屋の中に充満する・・・。
それも最高の感動をもって!

こんなに楽しくて幸せで嬉しいことはない♪

これで、生きていっても
いいでしょう?
だから・・・たいした人生じゃなくても
僕はまだ、もうちょっと死なないよ。

フンッ!

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