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武部さん初のピアノソロアルバム♪

コクリコ坂から イメージアルバム
~ピアノスケッチ集~ 武部聡志
「僕の初めてのピアノソロアルバム」!と自分で言いながらも
この、さりげない登場と周囲のまったり感。
弟子も弟子なら、師匠も師匠♪
でも、その内容は「スケッチ」とは言いながらも
そこは、さすがに武部さん!という素晴らしいアルバムです。
最後に主題歌の「さよならの夏」と「上を向いて歩こう」のインストが入ってて
映画の中でどういう使い方をされるのかは不明ですが、
この2曲のイメージと音楽観が中心で展開するのかな・・・?
と、思っていたら、とんでもない内容でした。
ザッ!と言うと・・・
演奏時間が長めなのはバラード
短めなのはジャズです。
そして武部さんと共に
一青窈、川江美奈子を聴いてきたファンには
「もう、たまらん!」っていう内容です♪
■1曲目に代表されるようなバラード曲は・・・
もう、今にも
ぎゃんちゃんの言葉がピアノの前に飛び出て来そうです!
「蝉しぐれ」や「花のあと」ではなく、
ユーミンでもなく、ぎゃんちゃんの曲です。
なので・・・泣けます。
いかに武部さんのピアノやアレンジが
ぎゃんちゃんの詩に寄り添い、お互いに引き出し合っているのかが
目の前で手に取るように分かります。
歌詞はないのですが、「かわえ節」の景色がそこにあります。
■そしてジャズは・・・
昭和歌謡の黎明期、ロック前夜の躍動感
窈ちゃんが歌舞練場でお披露目して
あの武道館前夜まで唄っていた「歌謡メドレー」の素です。
それは、この映画の背景にも影響しているんでしょうが
歌謡曲が自立する前の・・・
窈ちゃんで言えば、ご両親の影を払拭する前の時期の
まだ「しあわせ」がどこにあるか分からないけど
必然性と勇気に溢れていた頃の「歌謡メドレー」の味です。
そこらへんのことは
鈴木敏夫さんと武部さんの、素晴らしいライナーノーツにも書かれています。
本当は全文ご紹介したいくらいの内容ですが・・・
※きっかけは今井美樹さんのライブだったこと・・・
※監督もプロデューサーもNHKの「プロフェッショナル」を見てる・・・
※武部さんが目指したのは、学校の音楽室から聞こえてくるような音楽。
などなど興味深い内容ばかりです。
そして、武部さんが一番考えたのは主人公、
お父さんを亡くした高校生海ちゃんのこと。
表面上は強気で前向きだけど、繊細な乙女心が見え隠れし、傷を抱えている。
そんな彼女の「生きていくこと」を音楽で表現できれば嬉しい。
・・・と、武部さん。
なので「僕の初めてのピアノソロアルバム」なんです。
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Name - noboru
Title - 最高です♪
これは、迷わず!デス。
今までの武部さんのサントラともレベルが違いますよ。
>MISATO.Aさん
どこか・・・
学校の音楽の先生とかで
ひょこっと登場してくれませんかね?
もちろん、武部さん自身の声で。