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かわえうた

言葉にできないものを歌にするのが自分の一生の目標 minako kawae

1分間のおやすみなさい:第百四十六夜「花に亡霊」 


■第百四十六夜「花に亡霊」ヨルシカ

作詞 作曲 編曲 : n-buna
Singer : suis
アニメ映画「泣きたい私は猫をかぶる」より



昔から映画をよく見ます。暇になる度に邦洋問わず鑑賞するのですが、
音楽と調和した一本を見た時の感動は他には代え難いものがあります。
特に物語の個性と、音楽の個性がぶつかり合った作品に心惹かれます。
初めての打ち合わせで監督の方に言われた言葉は
「自由に作ってみてほしい」でした。
ヨルシカは基本的にコンセプトが軸にある音楽を出しているバンドで、
話を頂いた時は新たなコンセプトアルバムを作っている最中でもありました。
僕はその言葉が嬉しくもありつつ、
つまりは、作品という枠組みの中で支える音楽ではなく、
枠組みの外で泳ぐ自由さを求められているのだと捉えました。
今回使っていただいた主題歌は
ヨルシカとしての作品性をそのままアウトプットしたものでもあり、
この映画の創造力とぶつかり合って輝くような、
独立した二作品が綺麗に調和を保っているような、
そんな景色を作る音楽になっていればと、そう願っています。
映画館で鑑賞出来ることを一つの楽しみにしています。

ヨルシカ



アニメはめったにみないけど、志田未来は好きだったので
「観よう」とは思っていたけど、観れなかった記憶がある。
でもそのまんま消え去っていた作品。
と、音楽。


「1分間」もコロナ過では、見えにくい聞こえにくいぎゃんちゃんの声を
画面の向こうにのぞける、音楽の本棚みたいな感じで聞いてきたけど
毎年少しずつライブを聞けるようになり、実際にライブもみれるようになると
歌も選曲も、
聞きたい「川江美奈子」から
川江美奈子が「歌いたい・・・」に変わってきて
今と昔を行ったり来たり、
生まれて、子供のころから今に至るまでの「川江美奈子」びっしりで
ファンとしてはこれ以上の幸せはありません☆

ストーンズの「BLUE&LONESOME」や
ディラン、ニール・ヤング、ツェッペリ、クラプトンらが出してくる
「こういう曲を聞いて私たちは今の音楽に辿り着きました」風の選曲アルバム
…そんなものを、ゆっくり時間をかけてミュージシャンとともに
聞き辿っているような、
それも同じ船に乗り、どんぶらこと波に揺れながら一緒に♪

しかも
もうすぐ新曲が聴けて
週末はライブじゃん!

なんなんだろ。

夏が始まる
このMV後半の夜道の雪洞の画像だけで・・・泣けてくる。









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