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0305:おぼえてる愛からはじめよう〜☆2nd
Birthday Special Live
〜おぼえてる愛からはじめよう〜☆2nd

■Members
川江美奈子(vo,p)
鶴谷智生(ds)
カナミネケイタロウ(b)
黒瀬浩一(g)
村田 昭(key)

2023年3月5日(日)
■Show Time
1st Open 14:00 Start 15:00(16:10終演予定)
☆2nd Open 17:00 Start 18:00(19:10終演予定)
1stが終了した後、けっこう時間があるなと思って
神泉方面へ歩いてお馴染みの喫茶店で一服し、余裕をもって会場に戻ると、
珍しく入り口前には20~30人の長蛇の列、それも全く進まず停滞気味。
入り口付近でなにやらごたごたとしてる様子。
1stはすでにチケット完売だったものの、2ndはまだ空いてる様子だったので
当日のチケット購入客なのか・・・
予約~入場時の確認のゴタゴタなのか・・・
初めてで勝手がわからず手間取っているのか・・・
なんだろか?と思い考えているうちに、いい時間になってやっとの入場。
ただ、その影響なのか予定の開演時刻が近くなってもやや押し。
きっと配信も遅れてるな・・・
それでもまだ、食事や飲み物が届いてる席もあるなか、なんとかスタ-ト。

今回はぎゃんちゃんも衣替えなし。
セットやトーク他の流れをみても、2ステージ2回公演というよりは
1ステージの前後半ライブという印象が強い
登場したぎゃんちゃん
中央で軽く会釈をしてからいきなりのグランドピアノ。
1曲目で歌われるのは、たぶん初めてかな・・・?
こんな始まりも「今日はようこそ!」っていう手慣らし&自己紹介的なものではなく
「さあ、後半ですよ!」って感がつよい。
1.もうすぐ星空

2008年8月7日ライブ「8月のpromnade」発表の蔵
前半から声の調子はすこぶる良くてなめらか~で心地よいことこのうえなし。
ピアノの端にいつもの(黒にイエローマーカーの)進行表&セットリストはあるものの
譜面はもう完全にタブレット。
「みなさんこんばんわ~お久しぶりです」
数年ぶりにフルセットの会場
満員の観客をみてニコッ☆
「なんだかんだ1年ぶりのライブですが、
なんかステージからみてると
みなさんの声が全然明るいの♪」
「次の曲は・・・」
流れてきた三線の音色に合わせて
2月には散った石垣の桜に想いをよせ語りながらの曲紹介
「2曲目は桜の歌をお届けしようかな?と思います」
2.桜色舞うころ
「この星の鼓動」「letters」収録(中島美嘉提供曲)
三線のゆったりしたリズムにあわせて
かつてないほどの(?)ゆったりとした桜色
ゆったりすればするほど感情もあふれ出す名曲の花びらは
何年たっても散り落ちることなく
今年も満開から始まりました。
間奏からの・・・
思いはぐれた木々への積雪は、それはそれは儚くも強い幹を感じます。
いつものように、頷いて後ろへ体をそらすエンディングは昔からかわらず♪
「うん。うまくいった!」っていう満足感が横顔いっぱいにあふれました。
「またもうすぐ春が来て、
この歌が街にいっぱい流れたらいいなあと思います」
で、完璧。
「これから発表される楽曲提供」がある!
「今年は活動的に動いてゆきたい」
「今日はスタートを切るつもりで」
と、前向きMCでの近況報告から・・・
3.水晶

2010年10月18日「蔵出し(結婚発表)ライブ」での蔵曲
これもなかなかの熱演。
歌いなれてる分、演奏も熱くなるんだろな。
後半では村田さんも、ぎゃんちゃんのヒートアップする歌い上げに
小さく拍手を送ってました。
もちろん僕も会場も。
ここでぎゃんちゃんはピアノを離れてトコトコとセンター・マイクに移動し
スペシャル・カクテルのお話し
「私・・・50年生ききったことになりまして、50年を祝して」
「ぜひ今日の記念に、半世紀」

スパークリングワイン
ライムジュース
アップルジュース
トニックウォーター
ブルーキュラソーシロップ
ぎゃんちゃんはご飯の時にビール一杯
寝る前にワイン・・・らしい。
「1分間」はこのタイミングかな?
そんなにワインが似合いそうな
真夜中のラブレターのような曲
4.君は知らない

2012年3月9日「夜思フ会~聲」で発表の蔵
ぎゃんちゃんのボーカルを最大限活かす
村田さんのひとつひとつ音を丁寧に送り届けるようなピアノが素敵でした。
ロマンチック(?)な音なんだけど
カッコつけたおしゃれなスーツとかじゃなくて
腕まくりした軽めの上着にスニーカーってとこが、
いかにもぎゃんちゃん好みの職人さん風で・・・
ハデハデな時期をちょっと通り越して
アメリカからちょっと母国に帰ってきました・・・的な
僕の大好きな時期のエルトン・ジョンを思い浮かべました。
「ベニー&ジェッツ」風だったからかな?
そうそう、ここでのベースライン。
カナミネケイタロウさんも地味にカッコよく流れてました。
演奏後・・・
☆いいタイミングで
ぎゃんちゃんから村田さんのピアノの話し。
僕もミュージシャンの間や仲間内で
村田さんのピアノってどんな風に思われてるんだろう?
ってのが、ちょっと気になってたのでナイス!でした。
どっちかっていうと、すごく不思議な音を出すキーボード
美樹姐さんにも「ピコピコ系」とか言われてたそう。
ちょっとステージの合間とかにポロポロッとか弾いてるピアノが
結構ロマンチックだったりして
みんなから「ムラっちゃんて、結構ピアノ良いねえ」とか言われてたらしい♪

・・・なので今夜はこうしてハードルを上げて上げて~♪
上げたところで、二人でお送りしたいと思います。
5.ピアノ
2007年10月10日発売6thシングル~アルバム「LIFE375」収録
なぜかピアノの一音で
頭の中が18年前のディズニーランドの幕張
「クラブ・イクスピアリ」ピアノ・ナイトの夜に引っ張り戻されました・・・。
他のメンバーが目を閉じ静かに聞き入るなか・・・
弾き語りで声を振り絞ってたあのころから
今は、素敵なご主人のよこで体をゆっくり揺らしながら
珍しく少し目を閉じながら歌う立ち姿は、綺麗でした~
照れ隠しの「ご清聴ありがとうございました」に心もほんわか。
・・・
自分が失敗しちゃったときとか
すごく嬉しいことがあったとき
聞きたいことがあるとき
一番聞きたい人はもう会えない人だったりすることが
だんだん歳をとると増えてきて
今、あの人がいたらなんて言われるかな・・・?
そんなことを時々思うことがあるんですけど
きっとみなさんもそんなことありますよね?
(あるある)
なんか夢にでも出てきて
なんかひとことヒントをくれたら良いのになあとか・・・
そんなことを思ったりして
そんな気持ちを歌に書きたいなあと思って
こないだ書いたんですけれども
なんか日本語で書いたらシックリ来なくて
普段英語しゃべってるわけでもないのに
なんかこの曲は英語で書いてみたいなと思い
初めて英語で詩を書いてみた曲があります。
なんか機会があったら、
こんなことを歌ってたっていうことをSNSとかに
載せたりしようかな?って思います。
「上手くいくかしら・・・英語、じゃ聞いてください」
6.Answer me

新曲(英語歌詞)
黒瀬浩一さんのあたたかいギターと
ぎゃんちゃんの軽いハミング(?)から始まった歌
英語歌詞で????なれど
丁寧な前説と
father and
mother and
brother and cat(?)
・・・って出だしから、
次々に聞こえてくる自然豊かな優しい単語、
繊細な風景描写、励まされるような力ある言葉
英語も心に意訳される。
英語の歌詞だとやっぱメロディも洋楽風に引きずられるのか…
80年代落ち着いてからのシンディ・ローパーを想起させるような、
独り言のようなつぶやきメロディ。
十分に伝わります。
が、SNSでのフォローアップに期待します♪

そしてまたピアノへ
コロナ期間中に先生をする機会をいただき
音楽を志す若い人たちと触れ合う機会があったときに話した『陰キャ』のはなし
『陰キャ』
「陰キャ」の対義語は「陽キャ」。「陽気なキャラの人」の略。
いわゆるスクールカーストの文脈においては、性格が陰気かどうかにかかわらず
「スクールカーストの下層に位置する(いわゆるクラスの「イケてない」)人や
グループを指して「陰キャ」と呼ぶ場合がある。
陰キャと陽キャは、人間の性格を陰と陽に二極化して分けるという意味で、
かつて流行語になった「ネクラ」と「ネアカ」の現代版ともいえる。
同種の対比としては「非リア充」と「リア充」も挙げられる。
今となっては誉め言葉でもあるくらいなのか?
私はその言葉をきくとむしろ「ああ良かったね!」
って言ってあげたくなる感じで
私もそれこそ「陰キャ」だったので、それがこうじて音楽に向かい合えたな
という道があったので、
そういうネガティブなことを考えていることが音楽の源になることもあるから
すごく良いことかもしれないよ♪って話をしたことがあって
次はそんな
「君の弱さも、君の強さだよ」っていう曲を歌いたいと思います。
バンドにサイン☆「いってみよう!!」
7.いつも通り
2009年6月30日「鎌倉音楽祭」で発表~アルバム「LIFE375」収録
「ピアノ」からの余韻がのこり
パッ!と鎌倉音楽祭のステージが
ステージ後ろのブルーに投影されました♪

うちの長女が今11歳になって、下の娘も9歳。
いよいよママうざい、しつこい、何回も同じこと言うな!
って毎日言われるようになりました・・・あんなに可愛かったのに~
ま、子供から教わることもたくさんある日々なんですが、
私の母はメチャクチャ放任主義だったんですよ
幼稚園の小さいころから、すごく車の多い道もひとり長く歩かせて
行きなさい!どんどん行きなさい!どこでも行きなさい!
っていう感じの母だったんですけど
その反動なのか?私はすごく手を離せなくて良くないなあと思うんですけど
とても難しくて・・・それを日々学習しています。
この前友達が息子が二人いて、普段あまり家を空けないお母さんが
まる一日どうしても出かけなきゃいけなくて
お父さんと息子二人で頑張ったんですって
そしたら夕飯の時にはみんなすごくションボリなっちゃって
「やっぱりママは太陽なんだね!」って男の子が言った
っていうのを聞いて・・・
私も娘に「ママって太陽かな?」って聞いたら
「どっちかっていうと・・・月?」って感じで言われて
「ま、どっちでも良いか!」って思って書きました。
8.「太陽と月」

新曲
変わりつづける僕をゆるして
だけどかわらずに、そこからみてて
あなたは太陽、そして月だから
どこにいるときも照らしつづけて
さみしくなったら思い出してよ
もともとはあなたが教えてくれたことだよ
どうしようもなく大好きなものは
そう簡単に奪われたりしないものだよ
次から次へ起こる出来事は
何を試されているんだろうな
変わりつづける僕をゆるして
だけどかわらずに、そこからみてて
あなたは太陽、そして月だから
どこにいるときも照らしつづけて
矛盾だらけはお互い様でしょう
心配するから厚着したら風邪ひいたよ
生まれた瞬間はおぼえてないけど
あなたが忘れゆくことは僕がおぼえてる
やがてみんなのいない世界に
何が残っているんだろうな
上手く飛べない僕をゆるして
まだ途中だからもう少し少しまってて
あなたと違う僕という人間の
つくりだす景色、楽しみにして
はなしの続きは誰もわからないけど
幕が開いたらshow must go on
ステージに立つって決めた以上僕は
転がって転がって転がって
泣いて笑って遠まわりしてゆくんだね・・・
変われない僕を笑ってみてて
ずっと変わらずにそこからみてて
あなたは太陽、そして月だから
どこにいるときも照らしつづけて
いつでもやさしく照らしつづけて
さみしくなったら思い出してよ
もともとはあなたが教えてくれたことだよ
どうしようもなく愛してるものは
どこにもいかないのだと
まさにこの夜のハイライト☆
さすがの名曲ですよね
長くて言葉も多く、まさに生きてるうたなので
書き起こすことなんて奥がましくて
ボキャブラリーが追い付かないのは、もう今さら・・・
でも、行けなくて聞けなかったひとに欠片だけでも送りたいし
ないより一番は
「ここ違うよ!」「何かいてんだ!」って誰かさんに思われて
いつか楽曲を仕上げてホンモノを届けてほしいだけ♪
そして
2ndも最後はこの曲。
耳コピで育った世代の過去の曲へのリスペクトについてのお話から
「すべての音楽は模倣から始まる」という村田さんの言葉で締め。
いい音楽にはいつも耳をかたむけていたいなあと思ってやってる「1分間」
…って話から、その「1分間」で生まれた曲
9.また明日
2020年5月31日「1分間のおやすみなさい~第三十夜(つかの間の最終回)」で発表の新曲
・・・
会場いっぱいの拍手が
やがてアンコールの手拍子にかわり…
ステージにメンバーが再登場すると
会場には、スティービー・ワンダーの「Happy Birthday」が流れわたるなか
お店のスタッフからブーケが~!!
「あっ♪relationship・・・!!」
ブーケはピアノの片隅に
そしてお店特製のケーキがテーブルへ。
そしてライブの日午前0時配信の14年ぶり新曲
E1..愛がおぼえてる
2022年3月13日「Birthday Special Live」発表の新曲~2023年3月5日配信7thシングル
「今年は頻繁にライブできるよう準備していきたいと思うので、
その時はまた足を運んでください!」
バンドメンバーはステージを去り
ぎゃんちゃんはピアノにすわり
「せっかくなので、あと1曲弾き語りを・・・」

私の音楽仲間のお子さんが3歳ぐらいの時にこの曲をかいて
その子がすごく気に入ってくれて、ママが
「かわいい声で毎日のように歌ってるんだよね」と知らせてくれて
このまえふとinstaみてたら
その子もう女子高生になってギターでこの曲を弾き語りしてくれてたんです。
「今でもこの曲大好きだよ」って言ってくれて、すごく嬉しくて
長く生きてるとそんなご褒美が時おり舞いこんだりして
嬉しいなと思います。
みなさんもまた明日から大変な毎日かもしれませんが
必ずときどきご褒美がやってくるはずなので
明日から頑張って過ごしていってください。
そしてまた私の歌ききに会いにいらしてください。
お待ちしてます、今日は本当にありがとうございました。
E2.春待月夜
2007年12月7日ライブ「夜想フ会~春待月夜」で発表~アルバム「LIFE375」収録
「ピアノ」「いつも通り」につづいて
脳内がグググッグっと音をたてて引き込まれ、耳にはあの2007年
12月の「夜思フ会~春待月夜~」の風が吹き込み、
フロアー外の庭から優しい光が差し込んできました。
あの日、ライブのラストに贈ったプレゼントは会場のファンからのブーケでしたが
今日この夜、直接ではないにせよ
心からのお花を、またお贈りできたのは偶然ではなかったと思います。
会場が明るくなり
席を立つ人が動き始め
僕はまだ席に沈み込んでるとき・・・
ステージ横のステップを村田さんがスタスタと降りてきて
ピアノの上のブーケを高く上げて
客席にむかって深々と頭をさげ一礼された姿は
まちがいなく、いつも時々やってくる「ご褒美」でした。
どうやってこの「10年」と向き合って戦い終えたのか
「50年(半世紀)」生ききって得たものが何なのか
そんなもんがきっとこれからの音楽に見えてくるんだろうけど・・・
「重苦しい歌」とか「明るい歌」とか気にしてた、ちょっと前のぎゃんちゃんとは
あきらかに違う、吹っ切れたすごく良い形の「軽さ」がうっすらと見えました。
特に1stの新鮮な楽曲群をだだだっと聞かされて
そのうえで、2ndの「桜色」や「ピアノ」「春待月夜」を聞いてて思い出した
「過去の名場面(♪)」のなかで
浮かぶ映像とはちょっとズレてる「今の歌」を感じたところがあって
それは新曲「愛がおぼえてる」の印象に近くて
ぎゃんちゃんが育った家族と
育ててきた家族
その両方から、とても自然で良好な形で「川江美奈子」が浮遊し・・・
料理に例えれば
良く味付けされてしっかり煮込まれ、美味しい焼き色がついた
味わい深く、噛み応えもある素敵な一品に仕上がった気がします。
飲み物で言えば
まさに半世紀寝かしたワイン・・・?
カビやコケも年代とともに出てくるだろうけど(失礼・・・)、そこが「味」です。
声もメチャクチャ綺麗で
なにより、ステージングのカッコよさが10倍増しの感じでした。
ではまた次回☆
end
〜おぼえてる愛からはじめよう〜☆2nd

■Members
川江美奈子(vo,p)
鶴谷智生(ds)
カナミネケイタロウ(b)
黒瀬浩一(g)
村田 昭(key)

2023年3月5日(日)
■Show Time
1st Open 14:00 Start 15:00(16:10終演予定)
☆2nd Open 17:00 Start 18:00(19:10終演予定)
1stが終了した後、けっこう時間があるなと思って
神泉方面へ歩いてお馴染みの喫茶店で一服し、余裕をもって会場に戻ると、
珍しく入り口前には20~30人の長蛇の列、それも全く進まず停滞気味。
入り口付近でなにやらごたごたとしてる様子。
1stはすでにチケット完売だったものの、2ndはまだ空いてる様子だったので
当日のチケット購入客なのか・・・
予約~入場時の確認のゴタゴタなのか・・・
初めてで勝手がわからず手間取っているのか・・・
なんだろか?と思い考えているうちに、いい時間になってやっとの入場。
ただ、その影響なのか予定の開演時刻が近くなってもやや押し。
きっと配信も遅れてるな・・・
それでもまだ、食事や飲み物が届いてる席もあるなか、なんとかスタ-ト。

今回はぎゃんちゃんも衣替えなし。
セットやトーク他の流れをみても、2ステージ2回公演というよりは
1ステージの前後半ライブという印象が強い
登場したぎゃんちゃん
中央で軽く会釈をしてからいきなりのグランドピアノ。
1曲目で歌われるのは、たぶん初めてかな・・・?
こんな始まりも「今日はようこそ!」っていう手慣らし&自己紹介的なものではなく
「さあ、後半ですよ!」って感がつよい。
1.もうすぐ星空

2008年8月7日ライブ「8月のpromnade」発表の蔵
前半から声の調子はすこぶる良くてなめらか~で心地よいことこのうえなし。
ピアノの端にいつもの(黒にイエローマーカーの)進行表&セットリストはあるものの
譜面はもう完全にタブレット。
「みなさんこんばんわ~お久しぶりです」
数年ぶりにフルセットの会場
満員の観客をみてニコッ☆
「なんだかんだ1年ぶりのライブですが、
なんかステージからみてると
みなさんの声が全然明るいの♪」
「次の曲は・・・」
流れてきた三線の音色に合わせて
2月には散った石垣の桜に想いをよせ語りながらの曲紹介
「2曲目は桜の歌をお届けしようかな?と思います」
2.桜色舞うころ
「この星の鼓動」「letters」収録(中島美嘉提供曲)
三線のゆったりしたリズムにあわせて
かつてないほどの(?)ゆったりとした桜色
ゆったりすればするほど感情もあふれ出す名曲の花びらは
何年たっても散り落ちることなく
今年も満開から始まりました。
間奏からの・・・
思いはぐれた木々への積雪は、それはそれは儚くも強い幹を感じます。
いつものように、頷いて後ろへ体をそらすエンディングは昔からかわらず♪
「うん。うまくいった!」っていう満足感が横顔いっぱいにあふれました。
「またもうすぐ春が来て、
この歌が街にいっぱい流れたらいいなあと思います」
で、完璧。
「これから発表される楽曲提供」がある!
「今年は活動的に動いてゆきたい」
「今日はスタートを切るつもりで」
と、前向きMCでの近況報告から・・・
3.水晶

2010年10月18日「蔵出し(結婚発表)ライブ」での蔵曲
これもなかなかの熱演。
歌いなれてる分、演奏も熱くなるんだろな。
後半では村田さんも、ぎゃんちゃんのヒートアップする歌い上げに
小さく拍手を送ってました。
もちろん僕も会場も。
ここでぎゃんちゃんはピアノを離れてトコトコとセンター・マイクに移動し
スペシャル・カクテルのお話し
「私・・・50年生ききったことになりまして、50年を祝して」
「ぜひ今日の記念に、半世紀」

スパークリングワイン
ライムジュース
アップルジュース
トニックウォーター
ブルーキュラソーシロップ
ぎゃんちゃんはご飯の時にビール一杯
寝る前にワイン・・・らしい。
「1分間」はこのタイミングかな?
そんなにワインが似合いそうな
真夜中のラブレターのような曲
4.君は知らない

2012年3月9日「夜思フ会~聲」で発表の蔵
ぎゃんちゃんのボーカルを最大限活かす
村田さんのひとつひとつ音を丁寧に送り届けるようなピアノが素敵でした。
ロマンチック(?)な音なんだけど
カッコつけたおしゃれなスーツとかじゃなくて
腕まくりした軽めの上着にスニーカーってとこが、
いかにもぎゃんちゃん好みの職人さん風で・・・
ハデハデな時期をちょっと通り越して
アメリカからちょっと母国に帰ってきました・・・的な
僕の大好きな時期のエルトン・ジョンを思い浮かべました。
「ベニー&ジェッツ」風だったからかな?
そうそう、ここでのベースライン。
カナミネケイタロウさんも地味にカッコよく流れてました。
演奏後・・・
☆いいタイミングで
ぎゃんちゃんから村田さんのピアノの話し。
僕もミュージシャンの間や仲間内で
村田さんのピアノってどんな風に思われてるんだろう?
ってのが、ちょっと気になってたのでナイス!でした。
どっちかっていうと、すごく不思議な音を出すキーボード
美樹姐さんにも「ピコピコ系」とか言われてたそう。
ちょっとステージの合間とかにポロポロッとか弾いてるピアノが
結構ロマンチックだったりして
みんなから「ムラっちゃんて、結構ピアノ良いねえ」とか言われてたらしい♪

・・・なので今夜はこうしてハードルを上げて上げて~♪
上げたところで、二人でお送りしたいと思います。
5.ピアノ
2007年10月10日発売6thシングル~アルバム「LIFE375」収録
なぜかピアノの一音で
頭の中が18年前のディズニーランドの幕張
「クラブ・イクスピアリ」ピアノ・ナイトの夜に引っ張り戻されました・・・。
他のメンバーが目を閉じ静かに聞き入るなか・・・
弾き語りで声を振り絞ってたあのころから
今は、素敵なご主人のよこで体をゆっくり揺らしながら
珍しく少し目を閉じながら歌う立ち姿は、綺麗でした~
照れ隠しの「ご清聴ありがとうございました」に心もほんわか。
・・・
自分が失敗しちゃったときとか
すごく嬉しいことがあったとき
聞きたいことがあるとき
一番聞きたい人はもう会えない人だったりすることが
だんだん歳をとると増えてきて
今、あの人がいたらなんて言われるかな・・・?
そんなことを時々思うことがあるんですけど
きっとみなさんもそんなことありますよね?
(あるある)
なんか夢にでも出てきて
なんかひとことヒントをくれたら良いのになあとか・・・
そんなことを思ったりして
そんな気持ちを歌に書きたいなあと思って
こないだ書いたんですけれども
なんか日本語で書いたらシックリ来なくて
普段英語しゃべってるわけでもないのに
なんかこの曲は英語で書いてみたいなと思い
初めて英語で詩を書いてみた曲があります。
なんか機会があったら、
こんなことを歌ってたっていうことをSNSとかに
載せたりしようかな?って思います。
「上手くいくかしら・・・英語、じゃ聞いてください」
6.Answer me

新曲(英語歌詞)
黒瀬浩一さんのあたたかいギターと
ぎゃんちゃんの軽いハミング(?)から始まった歌
英語歌詞で????なれど
丁寧な前説と
father and
mother and
brother and cat(?)
・・・って出だしから、
次々に聞こえてくる自然豊かな優しい単語、
繊細な風景描写、励まされるような力ある言葉
英語も心に意訳される。
英語の歌詞だとやっぱメロディも洋楽風に引きずられるのか…
80年代落ち着いてからのシンディ・ローパーを想起させるような、
独り言のようなつぶやきメロディ。
十分に伝わります。
が、SNSでのフォローアップに期待します♪

そしてまたピアノへ
コロナ期間中に先生をする機会をいただき
音楽を志す若い人たちと触れ合う機会があったときに話した『陰キャ』のはなし
『陰キャ』
「陰キャ」の対義語は「陽キャ」。「陽気なキャラの人」の略。
いわゆるスクールカーストの文脈においては、性格が陰気かどうかにかかわらず
「スクールカーストの下層に位置する(いわゆるクラスの「イケてない」)人や
グループを指して「陰キャ」と呼ぶ場合がある。
陰キャと陽キャは、人間の性格を陰と陽に二極化して分けるという意味で、
かつて流行語になった「ネクラ」と「ネアカ」の現代版ともいえる。
同種の対比としては「非リア充」と「リア充」も挙げられる。
今となっては誉め言葉でもあるくらいなのか?
私はその言葉をきくとむしろ「ああ良かったね!」
って言ってあげたくなる感じで
私もそれこそ「陰キャ」だったので、それがこうじて音楽に向かい合えたな
という道があったので、
そういうネガティブなことを考えていることが音楽の源になることもあるから
すごく良いことかもしれないよ♪って話をしたことがあって
次はそんな
「君の弱さも、君の強さだよ」っていう曲を歌いたいと思います。
バンドにサイン☆「いってみよう!!」
7.いつも通り
2009年6月30日「鎌倉音楽祭」で発表~アルバム「LIFE375」収録
「ピアノ」からの余韻がのこり
パッ!と鎌倉音楽祭のステージが
ステージ後ろのブルーに投影されました♪

うちの長女が今11歳になって、下の娘も9歳。
いよいよママうざい、しつこい、何回も同じこと言うな!
って毎日言われるようになりました・・・あんなに可愛かったのに~
ま、子供から教わることもたくさんある日々なんですが、
私の母はメチャクチャ放任主義だったんですよ
幼稚園の小さいころから、すごく車の多い道もひとり長く歩かせて
行きなさい!どんどん行きなさい!どこでも行きなさい!
っていう感じの母だったんですけど
その反動なのか?私はすごく手を離せなくて良くないなあと思うんですけど
とても難しくて・・・それを日々学習しています。
この前友達が息子が二人いて、普段あまり家を空けないお母さんが
まる一日どうしても出かけなきゃいけなくて
お父さんと息子二人で頑張ったんですって
そしたら夕飯の時にはみんなすごくションボリなっちゃって
「やっぱりママは太陽なんだね!」って男の子が言った
っていうのを聞いて・・・
私も娘に「ママって太陽かな?」って聞いたら
「どっちかっていうと・・・月?」って感じで言われて
「ま、どっちでも良いか!」って思って書きました。
8.「太陽と月」

新曲
変わりつづける僕をゆるして
だけどかわらずに、そこからみてて
あなたは太陽、そして月だから
どこにいるときも照らしつづけて
さみしくなったら思い出してよ
もともとはあなたが教えてくれたことだよ
どうしようもなく大好きなものは
そう簡単に奪われたりしないものだよ
次から次へ起こる出来事は
何を試されているんだろうな
変わりつづける僕をゆるして
だけどかわらずに、そこからみてて
あなたは太陽、そして月だから
どこにいるときも照らしつづけて
矛盾だらけはお互い様でしょう
心配するから厚着したら風邪ひいたよ
生まれた瞬間はおぼえてないけど
あなたが忘れゆくことは僕がおぼえてる
やがてみんなのいない世界に
何が残っているんだろうな
上手く飛べない僕をゆるして
まだ途中だからもう少し少しまってて
あなたと違う僕という人間の
つくりだす景色、楽しみにして
はなしの続きは誰もわからないけど
幕が開いたらshow must go on
ステージに立つって決めた以上僕は
転がって転がって転がって
泣いて笑って遠まわりしてゆくんだね・・・
変われない僕を笑ってみてて
ずっと変わらずにそこからみてて
あなたは太陽、そして月だから
どこにいるときも照らしつづけて
いつでもやさしく照らしつづけて
さみしくなったら思い出してよ
もともとはあなたが教えてくれたことだよ
どうしようもなく愛してるものは
どこにもいかないのだと
まさにこの夜のハイライト☆
さすがの名曲ですよね
長くて言葉も多く、まさに生きてるうたなので
書き起こすことなんて奥がましくて
ボキャブラリーが追い付かないのは、もう今さら・・・
でも、行けなくて聞けなかったひとに欠片だけでも送りたいし
ないより一番は
「ここ違うよ!」「何かいてんだ!」って誰かさんに思われて
いつか楽曲を仕上げてホンモノを届けてほしいだけ♪
そして
2ndも最後はこの曲。
耳コピで育った世代の過去の曲へのリスペクトについてのお話から
「すべての音楽は模倣から始まる」という村田さんの言葉で締め。
いい音楽にはいつも耳をかたむけていたいなあと思ってやってる「1分間」
…って話から、その「1分間」で生まれた曲
9.また明日
2020年5月31日「1分間のおやすみなさい~第三十夜(つかの間の最終回)」で発表の新曲
・・・
会場いっぱいの拍手が
やがてアンコールの手拍子にかわり…
ステージにメンバーが再登場すると
会場には、スティービー・ワンダーの「Happy Birthday」が流れわたるなか
お店のスタッフからブーケが~!!
「あっ♪relationship・・・!!」
ブーケはピアノの片隅に
そしてお店特製のケーキがテーブルへ。
そしてライブの日午前0時配信の14年ぶり新曲
E1..愛がおぼえてる
2022年3月13日「Birthday Special Live」発表の新曲~2023年3月5日配信7thシングル
「今年は頻繁にライブできるよう準備していきたいと思うので、
その時はまた足を運んでください!」
バンドメンバーはステージを去り
ぎゃんちゃんはピアノにすわり
「せっかくなので、あと1曲弾き語りを・・・」

私の音楽仲間のお子さんが3歳ぐらいの時にこの曲をかいて
その子がすごく気に入ってくれて、ママが
「かわいい声で毎日のように歌ってるんだよね」と知らせてくれて
このまえふとinstaみてたら
その子もう女子高生になってギターでこの曲を弾き語りしてくれてたんです。
「今でもこの曲大好きだよ」って言ってくれて、すごく嬉しくて
長く生きてるとそんなご褒美が時おり舞いこんだりして
嬉しいなと思います。
みなさんもまた明日から大変な毎日かもしれませんが
必ずときどきご褒美がやってくるはずなので
明日から頑張って過ごしていってください。
そしてまた私の歌ききに会いにいらしてください。
お待ちしてます、今日は本当にありがとうございました。
E2.春待月夜
2007年12月7日ライブ「夜想フ会~春待月夜」で発表~アルバム「LIFE375」収録
「ピアノ」「いつも通り」につづいて
脳内がグググッグっと音をたてて引き込まれ、耳にはあの2007年
12月の「夜思フ会~春待月夜~」の風が吹き込み、
フロアー外の庭から優しい光が差し込んできました。
あの日、ライブのラストに贈ったプレゼントは会場のファンからのブーケでしたが
今日この夜、直接ではないにせよ
心からのお花を、またお贈りできたのは偶然ではなかったと思います。
会場が明るくなり
席を立つ人が動き始め
僕はまだ席に沈み込んでるとき・・・
ステージ横のステップを村田さんがスタスタと降りてきて
ピアノの上のブーケを高く上げて
客席にむかって深々と頭をさげ一礼された姿は
まちがいなく、いつも時々やってくる「ご褒美」でした。
どうやってこの「10年」と向き合って戦い終えたのか
「50年(半世紀)」生ききって得たものが何なのか
そんなもんがきっとこれからの音楽に見えてくるんだろうけど・・・
「重苦しい歌」とか「明るい歌」とか気にしてた、ちょっと前のぎゃんちゃんとは
あきらかに違う、吹っ切れたすごく良い形の「軽さ」がうっすらと見えました。
特に1stの新鮮な楽曲群をだだだっと聞かされて
そのうえで、2ndの「桜色」や「ピアノ」「春待月夜」を聞いてて思い出した
「過去の名場面(♪)」のなかで
浮かぶ映像とはちょっとズレてる「今の歌」を感じたところがあって
それは新曲「愛がおぼえてる」の印象に近くて
ぎゃんちゃんが育った家族と
育ててきた家族
その両方から、とても自然で良好な形で「川江美奈子」が浮遊し・・・
料理に例えれば
良く味付けされてしっかり煮込まれ、美味しい焼き色がついた
味わい深く、噛み応えもある素敵な一品に仕上がった気がします。
飲み物で言えば
まさに半世紀寝かしたワイン・・・?
カビやコケも年代とともに出てくるだろうけど(失礼・・・)、そこが「味」です。
声もメチャクチャ綺麗で
なにより、ステージングのカッコよさが10倍増しの感じでした。
ではまた次回☆
end
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