- COMMENT
- TRACKBACK
- SHARE
- TWEET
- EDIT
- CATEGORY1分間のおやすみなさい
1分間のおやすみなさい:第百三十七夜「I say a little prayer」
■第百三十七夜「I say a little prayer(小さな願い)」
「あなたに祈りをこめて」(あなたにいのりをこめて、原題 : I Say a Little Prayer)
または「小さな願い」(ちいさなねがい)は、
バート・バカラックとハル・デヴィッドによって書かれた楽曲である。
1967年にディオンヌ・ワーウィックによって録音され、
『ビルボード』誌のHot 100で最高位4位、R&Bシングルチャートで最高位8位を記録。
1968年にアレサ・フランクリンによってカバーされ、
全英シングルチャートで最高位4位、Billboard Hot 100で最高位10位を記録。
目覚める瞬間
化粧をする前に
私は捧げる 小さな祈りを 貴方のために
髪を梳かし
何を着て行こうか 悩みながら
私は捧げる 小さな祈りを 貴方のために
永遠に ずっと 貴方は居続ける この胸の中に
私は愛していく 貴方を
ソウルフルなポップ・ソングという感じのディオンヌ・ワーウィック
ゴスペル寄りの「祈り」の歌に昇華されたアレサ・フランクリン
どっちも見事
洗練された都会的なキラキラ感があるとこがいかにもバカラック
ぎゃんちゃんも何度か「1分間」でも歌ってるほど
きっと間違いなく大好きなバカラック
現代のというか、70年代に学生時代を過ごした僕にとっては
映画と音楽の世界の偉人のひとり
「明日に向かって撃て!」がバカラックを意識した多分最初。
まだ10代だった僕たちでも
ニュ-・シネマの象徴のように現れた新感覚西部劇の
作り手の真ん中にいたのがバカラックでした
西部劇と言えば、マカロニウエスタンの音楽セルジオ・レオーネや
ジョン・フォードのような「定番」がまかり通る中
メキシコやボリビアに舞台を移し
虐殺・開拓の歴史だけでない、当時の青春を描き始めた映画には
激しいコード進行やボサノバ&ジャズの編曲・コーラスを持ち込んだ音楽が
それはそれは洒落て聞こえたものでした。

それでも・・・時代やひとは過ぎゆくもの
こうして、好きな音楽家の演奏とともに
その人の記憶と遺された作品を通じて継承される
声を含む「音」は、とてつもなく美しく
それが、たとえ「1分間」でも
決して「心」といったところだけではなく
体の何処かに物理的に浸みこみます。
その熱く燃えさかる「湿気」みたいなもんが
僕を福岡から故郷「東京」へ呼び戻します
今回もまた。
- 関連記事
-
-
1分間のおやすみなさい:第百四十一夜「Desperado」 2023/04/21
-
1分間のおやすみなさい:第百四十夜「大丈夫」RADWIMPS 2023/03/21
-
1分間のおやすみなさい:第百三十九夜「卒業」 2023/03/16
-
1分間のおやすみなさい:第百三十八夜「1989-A Ballade of Bobby & Olivia-」 2023/03/12
-
1分間のおやすみなさい:第百三十七夜「I say a little prayer」 2023/02/11
-
1分間のおやすみなさい:第百三十六夜「Piano Man」 2023/02/04
-
1分間のおやすみなさい:第百三十五夜「明日は明日の風が吹く」/ King & Prince 2023/01/11
-
1分間のおやすみなさい:第百三十四夜「Remember me」 2022/12/01
-
1分間のおやすみなさい:第百三十三夜「Close to you」 2022/11/08
-
スポンサーサイト