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かわえうた

言葉にできないものを歌にするのが自分の一生の目標 minako kawae

1分間のおやすみなさい:第百二十六夜「小麦色のマーメイド」 



■第百二十六夜「小麦色のマーメイド」 松田聖子
作詞:松本隆
作曲:呉田軽穂(Yuming)

思うことも多く
落ち着くこともできないなか・・・ちょっと間が空きつつも
数えること126回目の1分間。
拓郎のラスト・デイズを終えた夜
そして40年前(1982年)の、まさに今日発売された
松田聖子の名曲「小麦色のマーメイド」のカバー
万感です。

はっぴんえんど大好きの僕
当時は松本隆の詩を、ノートにサインペンで
あのクセ字をちょっと真似ながら、全部書き写し
音を聞かなくても、寝床で読んでる青年でした。

・・・なので(?)

解散以降、80年代からの彼の詩は
まるでこじゃれた女々しいコピー・ライターが
カッコつけてコメントつけて発表しているアートブックのようで
細野さん、大瀧さん、鈴木茂が続けていた音楽活動に比べれば
まさに蚊帳の外のひと。

・・・でも

でも松田聖子に提供していた楽曲を聞いていたのは
やっぱり松田聖子だったから。
ユーミンが曲で共作していても
「松任谷由実」とは書かずに「呉田軽穂」で通しているのが
なんかうれしくて♪





その松田聖子by「呉田軽穂」の曲のなかでも
一番「松任谷由実」に近くて親近感をもてたのが
この「小麦色のマーメイド」

まさに夏のユーミン・ソングの定番メロディで
流れる空の雲や、遠くのさざ波
照りつける日差しと、心地いい日影のコントラスト
ウトウトしたとこに流れてくる一瞬の涼しい風
ボケーっとしてくる記憶と思考力

足がないのに裸足だろうが
何度ウインクされようが
好きだとか嫌いだとか言われても
失礼ながら、歌詞の世界の言葉はメロディーの飾りに過ぎず
ユーミンが作る情景のなかでは、まるで真夏の蜃気楼


「悲しいほどお天気」
「遠雷」
「夕涼み」
「残暑」
「晩夏」
「LAST SUMMER LAKE」
「恋の一時間は孤独の千年」
「月夜のロケット花火」

そして「ずっとそばに」

思いついたタイトルだけで、もう泣きたくなる。







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