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かわえうた

言葉にできないものを歌にするのが自分の一生の目標 minako kawae

1226:「二人想フ会〜お久しぶり!1日遅れのクリスマス〜」 

2021年12月26日(日)
「二人想フ会〜お久しぶり!1日遅れのクリスマス〜」
川江美奈子(Vo, Pf)  
武部聡志(Pf)

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会場 南青山マンダラ
1st 開場14:30 開演15:30 2nd 開場17:30 開演18:30
入場 ¥6,000 + 1drink別

<Setlist>

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⬛️1stset
1.プレゼント
2.tuner fork
3.ずっとはるかあなたと
4.クリスマス・ミニ・メドレー(昼の部)
5.(1分間の)Yesterday once more(カーペンターズ)
6.手をたたいてみようよ(新曲)
7.LIFE
8.ぬくもり

☆アンコール
E1.最終電車
E2.たとえうた

⬛️2ndset
1.春待月夜
2.あなただらけ
3.真実
4.クリスマス・ミニ・メドレー(夜の部)
5.(1分間の)水平線(bucknumber)
6.ひとひら
7.手をたたいてみようよ(新曲)
8.relationship
9.しあわせのネジを巻こう

☆アンコール
E1.over the years
E2.誰かが誰かを

川江美奈子LIVEに何回か足を運んだことがある方なら、上記セットの各コーナーごとにはめ込まれた楽曲が「かわえ節のあのタイプ」って感じがすぐに解るんじゃないでしょうか?2Set構成とは言っても昼夜で1本っていう感じではなく、1時間のライブの各コーナーにテーマに沿った楽曲をハメ込んだ2本。昼夜ダブりは新曲と夜の追加曲(1曲)のみとは言っても、伝える伝わるメッセージにブレ無し。今回は特に各曲の歌詞が本当に重要なライブで、川江美奈子という名人シンガー・ソングライターの神髄をタップリ楽しめるライブでした。
また、MCとステージ運びの中心は武部さんだったので、その構成もさらに解りやすく、むしろぎゃんちゃんの方が時間に入り切るか気にしながらのツッコミ担当でした。

なので、このブログやレポを見ていただける方にはもうお馴染みの楽曲テンコ盛りだし、いちいち曲紹介やつまらないウンチクは不要だと思うので、昼の部はライブの流れやポイント中心に押さえていき、夜の部は配信もあって繰り返し見た方もいらっしゃると思うので、サラッと書きたいと思います。



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⬛️1stset

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会場はさすがに客席を間引きして約100席ぐらい?
一日遅れではあるものの、会場のクリスマスデコはそのままに
でも、しつこくならない程度のクリスマス感のなか、席は満杯になって始まりました。

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武部さんがひとりでさっそうと登場、グランドピアノ(以下、Gp)の前に座り、メロディを奏で始め、やがてそれがジングル・ベルに変わるとほぼ同時に、川江美奈子さん(以下、ぎゃんちゃん)が登場し大きな拍手のかな・・・

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1.プレゼント
会場に入ってすぐのところに武部さんのキーボードがあり、その側らに鍵盤ハモニカがあったので「たとえうた」は決まりだな!と思い、そして1曲目に今夜聞きたかったもう1曲が歌われ、すでに僕は大満足。
数ある名曲(ぎゃんちゃん以外も含め)の中で、歌い出しで言ったらこの曲が1番だと思う。

「今ね~」の二文字で、
「River」を聞きながら待つことを楽しんでるこの子が大好きになり
もうあとはボロボロの、ぎゃんちゃん必殺の12月ソング。

ぎゃんちゃんも、もう1年9カ月ぶりの拍手を待ちきれず
演奏が終わった途端に笑顔。

「今回はこういう時期だからこそ、届けたい歌、伝えたいメッセージがあって、川江美奈子の楽曲の中から、そういう曲を集め、例によって昼と夜は意地でも全曲変える」
「そういう思いで歌詞を噛みしめながら聞いてくれるとうれしい」


という武部さんのMCにニコニコ頷きながらぎゃんちゃんは・・・

「地上5㎝ぐらいのところにいる気分」


そして、武部さんのピアノ・tuner forkの1音がキーン♪と会場に響くと
2.tuner fork

弾き語りでの手慣らし、声慣らしなしで
いきなりセンター・マイク歌唱でのスタートというのは、ちょっと落ち着かないのかな?
なんて心配は無用のホンワカ・ボーカル
ハモリ担当がいなくても、武部さんのピアノの奥から綺麗なハーモニーが流れてました。


でもここで、ぎゃんちゃんがやっとGpに落ち着き
武部さんはステージ右手のキーボード前に腰かけ
(一応)連弾がここからスタート

「(ぎゃんちゃんの場合)僕(武部さん)のピアノで立って歌ったほうが良い曲と、ピアノを自分で弾いた方が良い曲があって、次の曲はピアノを弾いて歌った方が絶対にメッセージが伝わる」

という紹介で歌われた30年ぐらい前に書かれた曲。


3.ずっとはるかあなたと

いつもは弾き語りが多く、後半やアンコール、昔は終曲として歌われることが多かったこの曲。武部さんとの連弾でライブ前半、ここでの演奏は聞き慣れた歌詞の繊細さがさらに輝きを増して伝わり、見事でした。

ぎゃんちゃんも
「なんか新しい気持ちで歌えた感じ」



そしてそのまま「やっぱり一応クリスマスの曲を・・・」
12月になると「クリスマス」が解禁になり、本を読み、歌や映画が流れるという川江家&村田家、
武部さんも「クリスマス・ソングは君にとても合ってるよね」

4.クリスマス・ミニ・メドレー(昼の部)

名曲がいっぱいあるクリスマス・ソング
その中から歌や演奏での巧みなメドレー構成
「1曲飛ばしそうになった・・・!」といいながらも
さすがに歌い慣れ、ピアノもころころ転がる5分間ほど・・・。

・・・ただ今回は「やっぱり一応クリスマスの曲を・・・」と言って始まったように
全体を通してみると、ちょっと個人的には違和感があったコーナーで・・・
数あるクリスマス・ソングにも、作られ歌われた時代や背景が様々で
メッセージが巧みに含み込まれたものもあるし
アメリカだと黒人と白人で歌われる「クリスマス」も同じだったり違っていたり・・・
何か1曲チョイスし、じっくりフルコーラス聞かせていただいた方が良かったかも?
「こういう時期だからこそ届けたい歌、伝えたいメッセージ」があるのは
クリスマス・ソングも一緒。・・・なんだよって。


ここで一服
「家に居ながら人とつながる場所をもちたいな」と始めた
「1分間のおやすみなさい」のお話しコーナー。

顔を出さないのは決して出し惜しみをしてるわけじゃなく、髪ボサボサだったり、料理中でも「歌いたいな!」と思った時にパッと出来るようにしたかったためらしい。
若い時の復讐・・・ではなく復習のように
耳コピ感覚で自分が歌いやすいキーに変えて、歌のアプローチ(編曲・構成)も変え、キッチンタイマー(多分タニタのやつ)で1分間の切り取り方を考えてやってるらしい。
素人が考えると大変そうだけど、すっごく楽しんだと思う。そうじゃなきゃ自ら「ライフワーク!」とは言わないしね・・・♪

で、今宵の1分間は
母にたくさん聞かされたカセットテープの中に入ってた曲で・・・
なんで今までやってなかったんだろ?という

5.(1分間の)Yesterday once more(カーペンターズ)



で、武部さんは「君もいい歳なんだから、その線でいけよ」と言ったらしいけど
「暗くて重い曲ばかり歌うおばさんみたいになるのは嫌だな」ということで
こんな時期でもライブは「あまり構え過ぎず、観客と一緒に楽しめるものを何かやりたいな
と思い
自分もライブに何度か足を運んでみて、声を出せないライブでも
観客の拍手や手拍子に込められる熱量は強く感じることが多くて」

「私、新曲書いてきますから!」
と、1週間前にぎゃんちゃんが作った曲
ぎゃんちゃん再びセンターで
武部さんはGpへ
6.手をたたいてみようよ(新曲)

ぎゃんちゃんと武部さんの手拍子レクチャーを受けながら
「難易度C?」・・・という、たいして難しいことはない手拍子で

いい歳にはなったかなと思うけど・・・♪
決して「暗くて重い曲ばかり」歌ってるとは思ってないし
むしろ、変に器用ぶって、ちょこざいなカバーや
スタンダード・ソングで遊ぶ、にわかジャズ・シンガーみたいにはならなくて良かったと思う。
決して「作家先生」として偉ぶることもなく、
娘に「ダイエットしたほうが良い」とか言われながらも、ミニスカ決めてるし。
生活のための職人としての一面は持ちつつも
若いころ、幼少期からの音楽環境が、リスナーとしての柔軟さを育てたおかげで
観客&ファン思いのライブを続けているこその「川江美奈子」になってる。

ライブ終盤の2曲は
そんな「川江美奈子」の大事な曲2曲
これが「暗くて重いか?」って投げかけているような
明るさと暖かさ、光と影をあわせ持った

まずは武部さんにプレゼントした曲だけど
「今は自分を当てはめるように歌えるようになった、とても大事な曲」

7.LIFE
8.ぬくもり


「聲」や「感謝」などの、ちょい私的メッセージを含んだ新曲・名曲ではなく
「シングル」として
「武部さんへのプレゼント(誕生日祝い)」として発表されながらも
長い年月を経て、楽曲として1本立ちし
歌う「川江美奈子」の中でも昇華され
ファンの間では「川江美奈子の名曲」として熟成されてきた名曲たち。

いっぱいの思い出や涙や感動にあふれ、深く心の奥の方にいつも静かに流れている楽曲
その曲たちを、ぎゃんちゃんと武部さんが
「大事な曲」「大事にしてる曲」と紹介し最後に歌ってくれることに
もう「ありがとうございます」しかない、エンディングでした。

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☆アンコール

ぎゃんちゃんひとりで登場
Gpの前に座り
まるでいつものライブ・スタート時のよう
ちょっと虚空を見上げ
自分で自分に納得したように鍵盤に視線を落とし

「長女が携帯音楽プレーヤーを入手していろんな曲を入れてるんだけど
私の曲も入っていて・・・どの曲が好きなの?」


って聞いた時に、答えたのが次の曲

「生まれ育った阿佐ヶ谷の夜、ホームにひとり降り立った時の気持ちを歌った、かつての我儘だったひとりの少女(自分)に送った手紙のような曲」

E1.最終電車

今夜のライブには、1st・2ndともに開演直前にご主人の村田さんがお嬢さん二人と共に入場され、客席の一番奥の方でずっと静かに聞いていらっしゃいました。

「めぐりめぐって、娘が聞いてくれる・・・不思議」とぎゃんちゃん。


そして武部さんが、呼び込む前にステージに登場
「やっぱり、君の曲がすごく好きだと思った」

で、1番最初に出会った時、20年ぐらい前にもらったデモテープに入っていた曲を最後に・・・

E2.たとえうた

20年たって、出会った時の曲を歌い
思いを巡らせる少しの時間。
そこに居られて、時を共有出来ている最高の幸せを味わいました。

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今日がぎゃんちゃんの歌い納め
武部さんの弾き納め

「でもまだ夜の部もあるので、また新しい気持ちでちょっと猫かぶって・・・ま、無理だけど」
「昼の部が最後でお帰りになるかたも、またお会いしましょう。次も考えてますんで」


1st end




⬛️2ndset

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1.春待月夜
2.あなただらけ
3.真実
4.クリスマス・ミニ・メドレー(夜の部)
5.(1分間の)水平線(bucknumber)
6.ひとひら
7.手をたたいてみようよ(新曲)
8.relationship
9.しあわせのネジを巻こう


☆アンコール
E1.over the years
E2.誰かが誰かを


1stset(昼の部)のまま、楽曲を入れ換えてもらっても解るように
MCが同じでも十分伝わるライブでした。
川江美奈子楽曲群のレベルの高さと、豊富でブレないメッセージ
真摯な歌詞作りと、鉄壁の「かわえ節」
それらをもってすれば、同じMC&構成でも
あと数パターン、ダブり曲なしで作れそう・・・☆

いまだ「1分間」では歌われない、1分間の切り取り困難な12月の曲「春待月夜」
最高の出来だった大好きな「真実」

セット間の休憩時間に、今井美樹さんからLINEが届いたことで
急遽歌うことになった、追加メニュー「ひとひら」
ふたりともリハなし、楽譜見ながらのステージでしたが
それがかえって武部さんの本気を引っぱりだしてきたような?
そうとは思えない、オリジナル・アプローチが冴えわたった1曲となりました。

そして
「さ、次からは大事な曲だよ」と武部さんが促して歌われた
最後の2曲は
1stsetの2曲と対照させても、相乗効果しか出てこない「川江美奈子の名曲」



そして、最後の最後のアンコールは

ぎゃんちゃんが
「幾年月、何年も何年も、何処に居ても
あなたのことを想う・・・。
そういう唄です。
一年の終わりに大切なひとに贈るメッセージとして書いた曲」
として作った

「Over the years」

愛という、そのかたちを
手に握ることは できなくて
空っぽのただの箱を
いつまでも 抱きしめてしまう

誰かを好きになり 同じ道を辿り
どこにでもあるその坂に 
いつの日か涙してしまうの

oh oh  Over the years
幾年月にあなたを想うよ
oh oh  Over the years
それが私の道だから 

足元の落ち葉踏む 
乾いた音が愛しくて
ゆく時をもう恐れない 
いつの間に季節はやさしいの

oh oh  Over the years
幾年月にあなたが居たから
oh oh  Over the years
強くなろうと想った

そっと今年に手を振り
最初の空気に願い事一つ

oh oh Over the years
幾年月にあなたを想うよ

明日の風に揺るがない
それが私の道だから




・・・で、終わりでもいいのに
「誰かが誰かを」


なもんだから・・・
なにもありません
席を立つのに気合を入れなきゃいけない終演でした。

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2nd end


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