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MILTON NASCIMENT/TRAVESSIA を探して

僕のCD棚は前後2列たっぷり収納になっていて
奥の段を探すには小さな懐中電灯が用意してあって
さらに、ぎゃんちゃん関連とユーミン以外の邦楽はまったくの別ラック
そしてブルース関連とももクロ&相対性理論、プリンスも別ラック
さらに福岡に移住して6年間聴かなかったCDは先日処理したのに
ジャンル分け嫌いが災いして、ピンポイントで探そうとすると
「え・・・?」って思うようなアルバムが急に所在不明になったりする。
・・・で、やっと見つけたことを後悔して再度整理整頓して
今日一日じっくり聞いていたのが、ブラジル、ボッサ関連。
中南米はコロムビア関連は最近結構聞いてたのに
ブラジルはアーティストごとに別棟になってたのでひと苦労
それを真面目に反省後悔せず
「ぎゃんちゃんのおかげ」とか思って
楽しんでいたりするから、たちが悪い。
で、ミルトン・ナシメント


ぎゃんちゃんがバークレーに行ってどういうルートで
あっちもんを好きになったのか、もともと好きだったのか?
勉強の一環だったのか?
どっかで聞いた気もするけど・・・
このアルバムを聴くとホントいい影響を受けてるなと感じるし
意識してか無意識かは解らないけど、歌い方やメロディ・ラインに
僕があんまり好まない「ジャズ臭さ」や「いやらしい巻き舌」がなくて気持ちいい。
「古いだけの伝統」のようなとこからは一歩進んで先に視線は向いてるけど
リスペクトは忘れずにきちんと真面目に勉強してる感じ。
CDの解説でミルトン・ナシメントの歌を
エドュ・ロボは「美しく、真面目で静かだ。まるで彼自身のように」と書いてるし
カエターノ・ヴェローゾは
「(アフリカ的な)顔の高貴な美しさ、永遠性を湛えた悲しげなその雰囲気
不可思議なセクシャルなオーラ」
と、そのひとの音楽が、その人そのものの「美」を表現していることに感嘆してる。
また、歌詞もイタズラに風景や恋愛を美化したり、綺麗ごとに比喩したりすることなく、
目の前の事実や事柄から受ける心の動きを、言葉でどう伝えるかにものすごく集中してる。
(もちろん)ぎゃんちゃんの顔に「アフリカ的な」ものは感じないけど・・・
日本人古来の美人さんの要素は引き継いでると思うし
顔の中央に十字を備えるGyanに似ているのも、不可思議なオーラの一役を担っている
・・・ように思えてきたりもする。
随分前のCDのように感じたけど
国内できちんとCD化されたのは、この時が初めてで
2003年のことだったらしい。
・・・って、自分で買ってライナーもちゃんと読んだはずなのに
ホント不勉強。
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