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かわえうた

言葉にできないものを歌にするのが自分の一生の目標 minako kawae

1分間のおやすみなさい:第九十二夜「悲しくてやりきれない」 



■第九十二夜「悲しくてやりきれない」 ザ・フォーククルセダース

(サトウハチロー作詞・加藤和彦作曲)

胸にしみる 空のかがやき
今日も遠くながめ 涙をながす
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このやるせない モヤモヤを
だれかに 告げようか

白い雲は 流れ流れて
今日も夢はもつれ わびしくゆれる
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
この限りない むなしさの
救いは ないだろうか

深い森の みどりにだかれ
今日も風の唄に しみじみ嘆く
悲しくて 悲しくて
とてもやりきれない
このもえたぎる 苦しさは
明日も 続くのか



若いころは悲しみにあふれ
辛いというより先が見えない不安と戦いながら
でも、自分は変えたくないし、見失いたくない
どうせ失敗したり歎いたりするなら
後悔することのないよう
自分の思った通りに生きていこう

・・・という少年~青年時代

1968年フォーク・ブーム&GSの頃が少年時代「悲しくてやりきれない」
1971年高校生の頃は拓郎「人間なんて」の「どうしてこんなに悲しいんだろう」
1976年、社会的に大人(成人)になっての「酒と泪と男と女」


このころ、いっちょ前に失恋(♪)もしたし
大切な友人を自殺で失ったり
お父さんが破産して泣きながら転校していった
大好きだった女の子もいた。
小学生の頃に抱いていた最初の(将来の)夢をあきらめたのもこのころ。

この歌を唄いながら涙していたころは、まだ中学生
もちろんお酒の力をかりることもできず、
吐き出せない、吐き出し方が分からない苦しみが
一番の苦しみだった気がするし
今思うと時間的には、すごく短期間なんだけど
一生の苦しみを抱えているような絶望感もあり・・・
曲を聞いても、それで気持ちが紛れたりすることなどなく
なんのためにこんな歌があるんだろうとすら考えてて・・・
自分の気持ちを理解できて落ち着くような経験もまだない。
もちろん涙を流すことで、浄化されるものなんて何もなかったし
流れる意味すら理解できていなかった気がする。

jyuythruhg558

やっとこさ歌に気づいて
音楽と友達になれるのも、まだまだもっと先のこと。





my best friend
「かわえうた」


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