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かわえうた

言葉にできないものを歌にするのが自分の一生の目標 minako kawae

1分間のおやすみなさい:第九十夜「思いの花束」 



■第九十夜「思いの花束」 松本英子

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○「思いの花束」Zutto (ずっと)

ZuTTOは、篠原ともえと松本英子のボーカル・ユニット。
松本英子さんの「君の音」にも収録されている「思いの花束」をアカペラバージョンにリメイク。
篠原ともえ、松本英子、作曲(歌詞も共作)のぎゃんちゃん、そしてAJIのメンバーと一緒に歌ってます。
個人的には、アルバムで聴くよりもこっちのシングルで
この曲だけを聴くことの方が多い曲。



第十六夜は名曲「十六夜」ではなくて「朧月夜」だったけど
夜を重ねて節目の第九十夜
ぎゃんちゃんも今回に限っては夜中が過ぎて日がかわり
英子さんの誕生日になったメチャクチャ早い時間
16日0:27 (at facebook)に、わざわざアップ! さすがです。
なによりも!の「花束」を歌でプレゼント☆

古くは原宿のBJW、初の単独マンスリー・ライブ
英子さんからの手紙に合わせて、満開の花の前で歌われた恵比寿でのライブ
そして共演が実現した、渋谷DUOでのハーフトーン「MUSIC DIG」
さらには最近の武部さんとのバースデーLIVEなどなど・・・
ことあるごとに、松本英子さんへの、松本英子さんとの想いを込めた
メッセージとともにお披露目されてきた名曲
そして、川江美奈子の出会いと出発の曲

・・・なので

今回また「1分間」を全部聞き直してフ~っと、しばし思いに浸り
あらためて今回の「花束」を聴くと
いくつもの夜を越えてきたこの「1分間」が
ぎゃんちゃんなりの「川江美奈子☆アーカイブ」だな・・・と。

やれ45周年とか50周年とかいって、安易なアーカイブ企画や
過去の作品の寄せ集めや、アウトテイクというなの没音源・デモ音源を
いかもの「貴重品」扱いして寄せ集め、さらなるひと儲けを企む
どこかの偽物ミュージシャンもいて、むかむかすることも多い昨今ですが・・・

ちょうど今年、膨大なアーカイブBOXの2巻目を出したニール・ヤングが
自分の著書のなかで、アーカイブの意義のようなものを書いたことがあり
今月発売の「レコード・コレクター7月号」で、そのことがピックアップされてました。

「大事なのは、人生が真っ盛りだった時期を忘れないようにすることだ。
たとえ闇が落ちてきても、そのなかを進んでゆく信念が持てるのは
そうした瞬間があればこそなのだから」


ピックアップした某有名CDショップの店長森陽馬氏はさらに自分の言葉で締めくくり

技術の向上や音楽知識の広がりが必ずしも感動を与えるわけではない。
本当に聴く者の心を動かすのはもっと深い部分、
奥底に沈んでいた記憶や夢に訴えかける何か。
“ハート・オブ・ゴールド”を探し求める気持ちそのもの。
ニール・ヤングが教えてくれたのはそういうことだ。


ぎゃんちゃんがいつも、ライブの最後や
アンコールのMCなどで語る自分が歌うことの意味や感動。
そして僕たちが「川江美奈子」の歌声を聴き続けていること。
ぎゃんちゃんが、もうすぐ百夜をむかえようとしてるこの夜のなかで
一生懸命伝えてくれていることも、きっとそういうこと。

新しい「過去への旅路」作りが始まったばかり・・・で
まだまだ(アーカイブが)続いてゆくのは、ニール・ヤングが今(現在)も歌っているから

ぎゃんちゃんが「1分間」を続けているのも
川江美奈子が今もこれからも歌ってゆくから。




nruasguiuta78

人はいつも時と対峙しながら確かな思いをさがしている。
何もかもが流れてゆくから・・・。
言葉が切りとれるのは、ほんの一瞬の情景です。
でもその中に刻めたらと願うのです。
時に翻弄されつづける心を、いとおしい時そのものを、
そして私自身の切なる思いを。


~川江美奈子「願い唄」より~


















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