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第三十七夜のホントのこと
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■第三十七夜「見上げてごらん夜の星を」
僕も元気です。
◇第三十六夜が過ぎ・・・
ご飯を食べず、ほんの少しの水で先月29日から2週間をすぎ、元気なれど体重は5キロから3.9キロに落ち、さすがに危機感を感じて病院へ担ぎ込んで検査をするも「腫瘍」らしきものが胃の中か近くにあることしか超音波(エコー)検査では分からず。
14日、大型動物病院へ連れて行き本格的なCT検査。その病院のエコー検査では「腫瘍は胆道の近くか膵臓、ただし周辺にたくさんの転移らしき影がみられる」とのことで、CTデータを専門医に転送して最終判断をお願いする。最終判断の確認連絡は、その週の金曜日か土曜日。が、金曜日~土曜日と連絡なく、こちらから電話した土曜日すでに留守番電話で確認できず。
もやもやと週末を終え、結果を聴けたのは20日の火曜日。
「膵臓癌性腹膜炎」転移しまくった癌が内臓に広がる末期症状で人間なら余命半年。なので「もって1ヵ月」との告知。

ただ食欲がなくなってもうすぐ1ヵ月、おそらく転移はその前から始まっているはず。ならば、体重はもっと落ちてるはずだし歩けるはずがない。ましてやベッドやテーブルに飛び乗ったり、喉をゴロゴロさせたり・・・。ただし、食欲がなく水もほとんど飲まないのでは「確実に生命の危機」とのことで、ある種の疑いをもちながらも、その日のうちに麻酔をかけて強制補餌装置(パイプ)を首から入れエリザベス状態に(幸いリングはなく体のカバーのみ)。
◇で・・・
帰宅し僕がご飯を食べていると、ベッドに横たわって疲れ切っているはずの彼女が、鈴を鳴らしてヒョコヒョコと居間に出て来たかと思うと、約1カ月ぶりに爪とぎをガリガリガリガリ・・・そして約1カ月ぶりに食器の中のご飯をカリカリカリカリと鈴を鳴らしながらペロッとたいらげお代わり・・・。

奥さんが夜帰ってきたらなんて話そう・・・と、思ってたところに
嘘のような「minakokawaeさんが動画をアップしました」のスマホコール!
そして「見上げてごらん夜の星を」
もちろんぎゃんちゃんの第三十七夜が、ああいう状態のなか、あんなふうになったのは理解できたけど、翌週の水曜日21日の夜に突然来るというのは・・・「4連休前だからかな?」と冷静に考えた僕が不思議なくらいグサグサ。
◇翌日も・・・
朝と晩に、きちんと元気な時のように食事をした彼女。
その後、今日はまたいつもの通り雨の日の爆睡モードでベッドに沈み込んでます。
どっちがが、きっと夢?
かと思って「letters2」を聴いた後、外をぶらついて食事をして帰ってきても爆睡。
CT画像をあらためて見て、パイプからご飯と水をあげると
元気に(?)尻尾を振っています。

◇僕は・・・
動物の(特に小動物)の身体を人間とまったく同じように考えて判断するのは間違っていると思うし、人間の身体だってまだまだ未知なのに、その人間のモノサシで決めつけるのは無謀以外の何ものでもないと考えているし、今までも人間なら「奇跡」のひとことで片づけてしまいそうな未知を何度も経験してるので・・・まだCTの結果など信じていません。
あの猫の不思議な動作や感情、生き方や考え方などを、その基本となるであろう身体のしくみが人間に似ているからと言って信じられますか?一緒に暮らしたことがあるひとなら、人間には理解できない「奇跡」がたくさんあることをみんな知ってますよね。
もちろん今の人間の理知で出来る限りのことは、費用に関係なくしてあげたいしするけど、今の彼女の生き方は僕には全くわかりません。そこが大好きです。
毎日、僕の部屋で聴こえてくるぎゃんちゃんの聲
それは今も、いつも彼女は一緒に聴いてます。
たまたま、それが第三十七夜に重なっただけのこと。
ただ・・・決して絶対に!急いではいないけど。
彼女も早く僕がまた東京に行って、
そしてまた、いつものようにニヤニヤして
鼻歌まじりに帰って来るのを
きっと待っているはずです。
それまではもう少し一緒に余裕をもって待ちましょう。
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■第三十七夜「見上げてごらん夜の星を」
僕も元気です。
◇第三十六夜が過ぎ・・・
ご飯を食べず、ほんの少しの水で先月29日から2週間をすぎ、元気なれど体重は5キロから3.9キロに落ち、さすがに危機感を感じて病院へ担ぎ込んで検査をするも「腫瘍」らしきものが胃の中か近くにあることしか超音波(エコー)検査では分からず。
14日、大型動物病院へ連れて行き本格的なCT検査。その病院のエコー検査では「腫瘍は胆道の近くか膵臓、ただし周辺にたくさんの転移らしき影がみられる」とのことで、CTデータを専門医に転送して最終判断をお願いする。最終判断の確認連絡は、その週の金曜日か土曜日。が、金曜日~土曜日と連絡なく、こちらから電話した土曜日すでに留守番電話で確認できず。
もやもやと週末を終え、結果を聴けたのは20日の火曜日。
「膵臓癌性腹膜炎」転移しまくった癌が内臓に広がる末期症状で人間なら余命半年。なので「もって1ヵ月」との告知。

ただ食欲がなくなってもうすぐ1ヵ月、おそらく転移はその前から始まっているはず。ならば、体重はもっと落ちてるはずだし歩けるはずがない。ましてやベッドやテーブルに飛び乗ったり、喉をゴロゴロさせたり・・・。ただし、食欲がなく水もほとんど飲まないのでは「確実に生命の危機」とのことで、ある種の疑いをもちながらも、その日のうちに麻酔をかけて強制補餌装置(パイプ)を首から入れエリザベス状態に(幸いリングはなく体のカバーのみ)。
◇で・・・
帰宅し僕がご飯を食べていると、ベッドに横たわって疲れ切っているはずの彼女が、鈴を鳴らしてヒョコヒョコと居間に出て来たかと思うと、約1カ月ぶりに爪とぎをガリガリガリガリ・・・そして約1カ月ぶりに食器の中のご飯をカリカリカリカリと鈴を鳴らしながらペロッとたいらげお代わり・・・。

奥さんが夜帰ってきたらなんて話そう・・・と、思ってたところに
嘘のような「minakokawaeさんが動画をアップしました」のスマホコール!
そして「見上げてごらん夜の星を」
もちろんぎゃんちゃんの第三十七夜が、ああいう状態のなか、あんなふうになったのは理解できたけど、翌週の水曜日21日の夜に突然来るというのは・・・「4連休前だからかな?」と冷静に考えた僕が不思議なくらいグサグサ。
◇翌日も・・・
朝と晩に、きちんと元気な時のように食事をした彼女。
その後、今日はまたいつもの通り雨の日の爆睡モードでベッドに沈み込んでます。
どっちがが、きっと夢?
かと思って「letters2」を聴いた後、外をぶらついて食事をして帰ってきても爆睡。
CT画像をあらためて見て、パイプからご飯と水をあげると
元気に(?)尻尾を振っています。

◇僕は・・・
動物の(特に小動物)の身体を人間とまったく同じように考えて判断するのは間違っていると思うし、人間の身体だってまだまだ未知なのに、その人間のモノサシで決めつけるのは無謀以外の何ものでもないと考えているし、今までも人間なら「奇跡」のひとことで片づけてしまいそうな未知を何度も経験してるので・・・まだCTの結果など信じていません。
あの猫の不思議な動作や感情、生き方や考え方などを、その基本となるであろう身体のしくみが人間に似ているからと言って信じられますか?一緒に暮らしたことがあるひとなら、人間には理解できない「奇跡」がたくさんあることをみんな知ってますよね。
もちろん今の人間の理知で出来る限りのことは、費用に関係なくしてあげたいしするけど、今の彼女の生き方は僕には全くわかりません。そこが大好きです。
毎日、僕の部屋で聴こえてくるぎゃんちゃんの聲
それは今も、いつも彼女は一緒に聴いてます。
たまたま、それが第三十七夜に重なっただけのこと。
ただ・・・決して絶対に!急いではいないけど。
彼女も早く僕がまた東京に行って、
そしてまた、いつものようにニヤニヤして
鼻歌まじりに帰って来るのを
きっと待っているはずです。
それまではもう少し一緒に余裕をもって待ちましょう。
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