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1226 武部聡志 × 川江美奈子:一日遅れのクリスマス
武部聡志 Premium Duo Session Special Vol.10
武部聡志 × 川江美奈子
二人想フ会~1日遅れのクリスマス~

Members
武部聡志(gp・key&Vo,鍵盤ハモニカ)
川江美奈子(Vo・gp and・・・)
Show Time
1st Open 16:30 Start 18:00
2nd Open 20:00 Start 21:00
日本を代表する音楽プロデューサー武部聡志とゆかりのあるアーティストによる、
一夜限りのPianoとVocalのDuo Session。
Vol.10のヴォーカリストは川江美奈子。
彼女のコンサートでは、定番となった「二人想フ会~1日遅れのクリスマス」として開催。
音楽に満ち溢れた特別な夜をお楽しみください。Premiumな時間を是非ご一緒に!
・・・ということで
今回は「川江美奈子ライブ」ではなく
武部さんのショーの10回目というコンセプト
なので、武部さんが出てきて一発ピアノ・ソロでもやってから
ぎゃんちゃん登場!
・・・かと思いきや

<1st set>
拍手の中サラッと二人で登場
・・・なので
ぎゃんちゃんの手慣らし弾き語りからスタート!するような楽曲慣れど
武部さんのエレピ付き2曲という贅沢なスタート。
降りの名曲ふたつ。
1.春待月夜
ぎゃんちゃんらしい光の見えるダークサイドの超がつく名曲
アルバム「375」の河野さんとは、またちょっと違った雪が降り
そこが演奏の聴きどころ
河野さんの雪がふわふわしてユックリ降っていたのと比べると
もうちょっと細かくストレートに降って来る、夜中のロマンチックな雪
MCでぎゃんちゃん紹介
5回目の「一日遅れ」
今年最初で最後の師弟コンビ・ライブ
「天才だと思います!」との紹介で
中島美嘉「雪の華」に続くシングルのコンペに応募して
勝ち取った「本当に力のある楽曲」
2.桜色舞うころ
久し振りの武部さんとの演奏ながら
今回は残念ながら(?)「連弾」ではなく、武部さんの花びら付き
窓辺から見えてた桜の樹から、ゆっくりドローンで天空まで登り
最後にまた、花びらに乗って手のひらに降りて来るような
立体的な季節感が見事な演奏&歌唱でした。

「暗い曲だけど、映像的で情緒ある川江美奈子らしい曲、
こういう暗い曲を書くSSWはなかなかいない」
という、今夜も褒め過ぎ(?)武部さんの曲紹介
照れながらのぎゃんちゃん
「外国では宿り木の下でクリスマスの日にキスをすると
その二人はずっと一緒に居て結ばれる、というような言い伝えがあって・・・」
という紹介から映画「ハリー・ポッター」の名シーンのお話し・・・
そしてぎゃんちゃんが
ステージから右手にふっと視線をあげると、そこには愛娘のお二人
僕のすぐ側に見えるその姿は、見かけるたびに大きくなって
上のお子さんは、もうすっかり綺麗な「小型の川江美奈子」
ちょっとビックリ。
武部さんは、鍵盤ハモニカに持ち替えて
3.宿り木

場がちょっと静かになったところ
ここで武部さんがグランド・ピアノへ
ぎゃんちゃんはセンター・マイク
イヴも仕事だった武部さんと
夫婦喧嘩をなんとか治めて迎えたクリスマスのお二人の
すっかり手慣れたパフォーマンス
4.クリスマス・ソング・メドレー
ラスト・クリスマス~
ジングル・ベル~
赤鼻のトナカイ~
ホワイト・クリスマス
武部さんのFNS張りの色とりどりキラキラピアノに乗せて
ぎゃんちゃんも、ring! ring! &ブーブー。
ここからはいつもの
スペシャル・カクテル「一日遅れ」の紹介と提供アーティストのお話したっぷりの
トーク・コナーを交えて
お二人ゆかりのカバー・コーナー
今夜もちょっとタイプの違う素敵な2曲
美樹姉さんなら、
もっと聴きたい曲いっぱいあったし
ぎゃんちゃんの曲じゃないけど、
レコーディング参加なので・・・
5.遠い街から(作詞:今井美樹 作曲:久石譲)
※ステージ脇のテーブルでトーク
今までのライブでも結構お披露目済みの曲慣れど
僕も大好きな曲、映画の主題歌にもなった
6.CANDY(森山良子)

後半はぎゃんちゃんが再びグランド・ピアノに戻り
武部さんはエレピ
可愛いころ、横浜の初遠出デートの話しから
公園前ホールの上の紹介
そして…,、
7.それから
歌うたびに「この曲のピアノは難しい」といつも緊張感タップリの演奏
でも歌詞は川江美奈子満載で、声も川江美奈子満載でゆったり
お腹いっぱいになる大好きな曲
武部さんの演奏は、ちょっと先の波も見える、街灯のイルミネーション風味
そして、会場も一緒に
8.滴
早いもので「本編ラスト(武部さんポロッ♪)」は、ぎゃんちゃんが再びセンターへ
「私は一年の中で冬が一番好き
それは、誰かの暖かさが感じられるからだと思ってます
私も誰かに『ぬくもり』を届けたいなと思っています」
と、1stのラストでは話していたぎゃんちゃん・・・
9.ぬくもり
******
拍手のなか登場したアンコール
1setは、この一発で締め。
今のリアルを曲にしたものをと
武部さんからのリクエストで、この名曲
子供の音楽会で聴いた
「大人も子供もみんな愛してるって言えたらいいな」って言葉から
「大切なことは、言えるうちに伝えておいた方が良いな」と思って作った曲
E1.日々
自身の家族に語りかけるような、見事な歌唱ながらも、
自身の家族のみならず
聴き手側や、ファンの立場も唄える曲になっているとこが
さすがの川江美奈子です。
「あなかがここにいる日々よ」
本当にありがとう愛してる・・・です。
end

<2nd set>
今回は衣裳替えなし
1st と同じ感じでスタートした2nd
1.誰かが誰かを
今回はこのあとの印象も含めて
全体に「375」のイメージよりも「この星の鼓動」風味が
心地よく感じられる楽曲&ステージ
それは、バンド編成ではないということだけでなく
MCにも感じられ
あの頃の楽曲を今の川江美奈子が、
あの頃の歌詞を今の声で唄いあげる部分が実に愛おしい一夜でした。
2.桜色舞うころ
3.宿り木
1st とは違い
トーク・コーナーなしで3曲
MCの内容は、1stとほぼ同じ
なので正直なぎゃんちゃんは、とても分かりやすく言葉少なめ♪
初お披露目の蔵もなく、オリジナルはどっちかというとお馴染みの代表曲続き
平日の夜ということもあり、2setしか来れない方もいたりでしょうがないけど
ここまでは、カクテル3杯と生ビールでも
まだまだちょっと熱が上がり切らない感じ・・・
そして、ぎゃんちゃんがセンターに出てきて
武部さんがグランド・ピアノに、どんと構えて
以下、カバー3曲は、ピアノの聴きどころも満載
4.ザ・クリスマスソング
※ステージ脇のテーブルでトーク
5.一緒に暮らそう(Yuming)
6.ありのままでそばにいて(郷ひろみ)
決して客席に歌を煽るわけではなく
「良かったら今年一番大きな声で一緒に歌って下さい」
と、静かにピアノを弾き始めたぎゃんちゃん
7..滴

そして
ここまで、ここからも1stと同じ流れ?
と、思わせておいて・・・
ここからが実に見事な締めくくり
「終わりよければすべてよし」
というほど、もちろんここまでが決して悪かったわけではないけど
ね。

武部:次の曲は彼女が書いた曲の中でも1-2を争う秀作だと思っていて
彼女の私設ファンクラブの名前が・・・
川江:ああ、そうですね、はい。
武部:この曲名だっていうのが凄く嬉しいですね
川江:はい
武部:一緒に船に乗るって感じ、一緒に人生を歩んで行ったり
その船に乗るっていう比喩が、ちょうどいい距離感っていうか
運命共同体なんだけど・・・うん
そこが川江美奈子らしい表現だなと。
川江:恋の歌とかいろいろあるんですけど
この曲に関してはもう
男も女も友達もなにもひっくるめた、大きな愛の歌を書きたくて
いつもライブはみんなひとつの同じ客船に乗って
同じ時間をすごしているような気持ちになるんですね
なんか船が進むとき後ろに波紋がバーッて広がっているような絵が
私の中にあって・・・この曲を書きました。
この曲は私が唄う限りずっと
大事にしていきたいなという曲です
では
8.relationship

そしてラスト
ぎゃんちゃんがセンターに出てきて
武部:この曲についてkは、彼女の今思うメッセージをしゃべりたいと言ってました
川江:クリスマスだけじゃなく、
私は小さいころ
たくさんの愛をもらったことを覚えています
もう天国に逝ってしまって会えない家族とか、
悲しいこともいろいろあったけれども
そのもらったものを、
今度は私から誰かにわたしてゆく番かな
と、この冬は特に強く感じています
私自身も
すごく暖めて欲しいなと思う時もあるんですけど
これからも、どちらかというと
誰かにぬくもりを届けていく番かなと思っています
9.ぬくもり
武部さんのピアノ
街が暗くなり、ひとつずつイルミネーションに灯がともり
輝きだす夜
後半が素晴らしかったです。
******
そしてアンコール1曲目は
本当に珍しく、武部さんのピアノ
センター・ボーカルでのこの曲
武部さんがぎゃんちゃんのデモテープを聴いて
デビュー・シングルにしたかったけど叶わず
一緒に音楽をやっていくと決心がついた曲
ということで、ぎゃんちゃん主導の「ずっとはるかあなたと」ではなく
E1.最終電車
そして最後の最後は
武部さんが背後に座って耳をかたむける中での
令和元年、聴き納めとなる弾き語り
しかも、この名曲
小さいころから歌を唄うことは好きだったけど
まさか、歌を唄うことを仕事にするとは両親も思っていなくて
どちらかというとすごく反抗的な娘だったので
家でもこっそり唄いながら育ちました
そして大人になって8年前、最愛の父が他界してしまったんですが
その頃にはやっと「良いんじゃないか?」って言ってくれて
間に合って良かったなというか、自分をこの世に送りだしてくれたことに
感謝を届けたいなと思いながら音楽をやっています。
この曲は
父が亡くなってすぐにライブが決まっていたので
その思いを歌にした曲です
E2.聲
空耳みたいに あなたを探す
春先のベランダは 雲ひとつない
目を閉じ 会いたい誰かを想う
その意味を ほんとは知らずにいたのです
あ~その聲を
いつまでも手の届く場所にあるのだと
お伽話の子供は 信じて今日まで来たのです
大きくはっきりと 話しなさいと
怒られて育った 家族の風景
だけどね こうして唄うときだけ
なぜかしら お腹から声が出るのです
あ~この聲は
どこまでも響くと思って ね、いいでしょう
毎日は あなたに知らせたい出来事ばかりです
よろこびに出会うたび あなたがここにいないことが
悔しくてさみしくて 泣き笑いになるけど
この私も年をとって ここを去って
あなたに「ただいま」という日まで
大きな大きな聲で唄っていこうと思うのです
end

1~2set まとめて書くと
とても長くてダラダラしたレポで恐縮なんですが
書いてるうちに、いつもブレない川江美奈子に
グダグダは必要ないなと思い
この倍ぐらい書いた、
個人的な思いはすべて削除しました。
そのかわりに
ぎゃんちゃんが2015年にインスタに綴った
「クリスマス」を・・・。
みなさん、よいお年を~☆
Merry Christmas!!
アメリカで生まれ育った祖母と、敬虔なクリスチャンだった祖父のもと、私はかなり本格的なクリスマスのお祝いをする家に育ちました。祖母の焼くターキーとグレービーソースは絶品だったし、賛美歌のハモりが多分私のハモり原点となったし、音楽好きな両親はビングクロスビーから始まり愛すべきクリスマスの音楽を、身にしみつくほど居間に溢れさせてくれました。
そんな祖父母も父ももうこの世を去り、当時の家ももうない今、私にとってクリスマスは、変な言い方かもしれませんが亡き大切なひとたちに少しだけ近づける愛おしい時期となりました。日本のお盆よりもきっと今、、父がそのへんに来てくれてるような??そんな気がしてならず、あれこれ思い出して妙にこどもの気持ちに戻ってしまうのです。
祖母のようには七面鳥が焼けないし、少しもあのクリスマスを再現することは出来ない私ですが、子供たちを愛することだけはしっかりと引き継いでいるよ、と天国の父に伝えたいクリスマスの夜です。
長い独り言のようになってすみません!
クリスマスよ、また来年!!
minako kawae
武部聡志 × 川江美奈子
二人想フ会~1日遅れのクリスマス~

Members
武部聡志(gp・key&Vo,鍵盤ハモニカ)
川江美奈子(Vo・gp and・・・)
Show Time
1st Open 16:30 Start 18:00
2nd Open 20:00 Start 21:00
日本を代表する音楽プロデューサー武部聡志とゆかりのあるアーティストによる、
一夜限りのPianoとVocalのDuo Session。
Vol.10のヴォーカリストは川江美奈子。
彼女のコンサートでは、定番となった「二人想フ会~1日遅れのクリスマス」として開催。
音楽に満ち溢れた特別な夜をお楽しみください。Premiumな時間を是非ご一緒に!
・・・ということで
今回は「川江美奈子ライブ」ではなく
武部さんのショーの10回目というコンセプト
なので、武部さんが出てきて一発ピアノ・ソロでもやってから
ぎゃんちゃん登場!
・・・かと思いきや

<1st set>
拍手の中サラッと二人で登場
・・・なので
ぎゃんちゃんの手慣らし弾き語りからスタート!するような楽曲慣れど
武部さんのエレピ付き2曲という贅沢なスタート。
降りの名曲ふたつ。
1.春待月夜
ぎゃんちゃんらしい光の見えるダークサイドの超がつく名曲
アルバム「375」の河野さんとは、またちょっと違った雪が降り
そこが演奏の聴きどころ
河野さんの雪がふわふわしてユックリ降っていたのと比べると
もうちょっと細かくストレートに降って来る、夜中のロマンチックな雪
MCでぎゃんちゃん紹介
5回目の「一日遅れ」
今年最初で最後の師弟コンビ・ライブ
「天才だと思います!」との紹介で
中島美嘉「雪の華」に続くシングルのコンペに応募して
勝ち取った「本当に力のある楽曲」
2.桜色舞うころ
久し振りの武部さんとの演奏ながら
今回は残念ながら(?)「連弾」ではなく、武部さんの花びら付き
窓辺から見えてた桜の樹から、ゆっくりドローンで天空まで登り
最後にまた、花びらに乗って手のひらに降りて来るような
立体的な季節感が見事な演奏&歌唱でした。

「暗い曲だけど、映像的で情緒ある川江美奈子らしい曲、
こういう暗い曲を書くSSWはなかなかいない」
という、今夜も褒め過ぎ(?)武部さんの曲紹介
照れながらのぎゃんちゃん
「外国では宿り木の下でクリスマスの日にキスをすると
その二人はずっと一緒に居て結ばれる、というような言い伝えがあって・・・」
という紹介から映画「ハリー・ポッター」の名シーンのお話し・・・
そしてぎゃんちゃんが
ステージから右手にふっと視線をあげると、そこには愛娘のお二人
僕のすぐ側に見えるその姿は、見かけるたびに大きくなって
上のお子さんは、もうすっかり綺麗な「小型の川江美奈子」
ちょっとビックリ。
武部さんは、鍵盤ハモニカに持ち替えて
3.宿り木

場がちょっと静かになったところ
ここで武部さんがグランド・ピアノへ
ぎゃんちゃんはセンター・マイク
イヴも仕事だった武部さんと
夫婦喧嘩をなんとか治めて迎えたクリスマスのお二人の
すっかり手慣れたパフォーマンス
4.クリスマス・ソング・メドレー
ラスト・クリスマス~
ジングル・ベル~
赤鼻のトナカイ~
ホワイト・クリスマス
武部さんのFNS張りの色とりどりキラキラピアノに乗せて
ぎゃんちゃんも、ring! ring! &ブーブー。
ここからはいつもの
スペシャル・カクテル「一日遅れ」の紹介と提供アーティストのお話したっぷりの
トーク・コナーを交えて
お二人ゆかりのカバー・コーナー
今夜もちょっとタイプの違う素敵な2曲
美樹姉さんなら、
もっと聴きたい曲いっぱいあったし
ぎゃんちゃんの曲じゃないけど、
レコーディング参加なので・・・
5.遠い街から(作詞:今井美樹 作曲:久石譲)
※ステージ脇のテーブルでトーク
今までのライブでも結構お披露目済みの曲慣れど
僕も大好きな曲、映画の主題歌にもなった
6.CANDY(森山良子)

後半はぎゃんちゃんが再びグランド・ピアノに戻り
武部さんはエレピ
可愛いころ、横浜の初遠出デートの話しから
公園前ホールの上の紹介
そして…,、
7.それから
歌うたびに「この曲のピアノは難しい」といつも緊張感タップリの演奏
でも歌詞は川江美奈子満載で、声も川江美奈子満載でゆったり
お腹いっぱいになる大好きな曲
武部さんの演奏は、ちょっと先の波も見える、街灯のイルミネーション風味
そして、会場も一緒に
8.滴
早いもので「本編ラスト(武部さんポロッ♪)」は、ぎゃんちゃんが再びセンターへ
「私は一年の中で冬が一番好き
それは、誰かの暖かさが感じられるからだと思ってます
私も誰かに『ぬくもり』を届けたいなと思っています」
と、1stのラストでは話していたぎゃんちゃん・・・
9.ぬくもり
******
拍手のなか登場したアンコール
1setは、この一発で締め。
今のリアルを曲にしたものをと
武部さんからのリクエストで、この名曲
子供の音楽会で聴いた
「大人も子供もみんな愛してるって言えたらいいな」って言葉から
「大切なことは、言えるうちに伝えておいた方が良いな」と思って作った曲
E1.日々
自身の家族に語りかけるような、見事な歌唱ながらも、
自身の家族のみならず
聴き手側や、ファンの立場も唄える曲になっているとこが
さすがの川江美奈子です。
「あなかがここにいる日々よ」
本当にありがとう愛してる・・・です。
end

<2nd set>
今回は衣裳替えなし
1st と同じ感じでスタートした2nd
1.誰かが誰かを
今回はこのあとの印象も含めて
全体に「375」のイメージよりも「この星の鼓動」風味が
心地よく感じられる楽曲&ステージ
それは、バンド編成ではないということだけでなく
MCにも感じられ
あの頃の楽曲を今の川江美奈子が、
あの頃の歌詞を今の声で唄いあげる部分が実に愛おしい一夜でした。
2.桜色舞うころ
3.宿り木
1st とは違い
トーク・コーナーなしで3曲
MCの内容は、1stとほぼ同じ
なので正直なぎゃんちゃんは、とても分かりやすく言葉少なめ♪
初お披露目の蔵もなく、オリジナルはどっちかというとお馴染みの代表曲続き
平日の夜ということもあり、2setしか来れない方もいたりでしょうがないけど
ここまでは、カクテル3杯と生ビールでも
まだまだちょっと熱が上がり切らない感じ・・・
そして、ぎゃんちゃんがセンターに出てきて
武部さんがグランド・ピアノに、どんと構えて
以下、カバー3曲は、ピアノの聴きどころも満載
4.ザ・クリスマスソング
※ステージ脇のテーブルでトーク
5.一緒に暮らそう(Yuming)
6.ありのままでそばにいて(郷ひろみ)
決して客席に歌を煽るわけではなく
「良かったら今年一番大きな声で一緒に歌って下さい」
と、静かにピアノを弾き始めたぎゃんちゃん
7..滴

そして
ここまで、ここからも1stと同じ流れ?
と、思わせておいて・・・
ここからが実に見事な締めくくり
「終わりよければすべてよし」
というほど、もちろんここまでが決して悪かったわけではないけど
ね。

武部:次の曲は彼女が書いた曲の中でも1-2を争う秀作だと思っていて
彼女の私設ファンクラブの名前が・・・
川江:ああ、そうですね、はい。
武部:この曲名だっていうのが凄く嬉しいですね
川江:はい
武部:一緒に船に乗るって感じ、一緒に人生を歩んで行ったり
その船に乗るっていう比喩が、ちょうどいい距離感っていうか
運命共同体なんだけど・・・うん
そこが川江美奈子らしい表現だなと。
川江:恋の歌とかいろいろあるんですけど
この曲に関してはもう
男も女も友達もなにもひっくるめた、大きな愛の歌を書きたくて
いつもライブはみんなひとつの同じ客船に乗って
同じ時間をすごしているような気持ちになるんですね
なんか船が進むとき後ろに波紋がバーッて広がっているような絵が
私の中にあって・・・この曲を書きました。
この曲は私が唄う限りずっと
大事にしていきたいなという曲です
では
8.relationship

そしてラスト
ぎゃんちゃんがセンターに出てきて
武部:この曲についてkは、彼女の今思うメッセージをしゃべりたいと言ってました
川江:クリスマスだけじゃなく、
私は小さいころ
たくさんの愛をもらったことを覚えています
もう天国に逝ってしまって会えない家族とか、
悲しいこともいろいろあったけれども
そのもらったものを、
今度は私から誰かにわたしてゆく番かな
と、この冬は特に強く感じています
私自身も
すごく暖めて欲しいなと思う時もあるんですけど
これからも、どちらかというと
誰かにぬくもりを届けていく番かなと思っています
9.ぬくもり
武部さんのピアノ
街が暗くなり、ひとつずつイルミネーションに灯がともり
輝きだす夜
後半が素晴らしかったです。
******
そしてアンコール1曲目は
本当に珍しく、武部さんのピアノ
センター・ボーカルでのこの曲
武部さんがぎゃんちゃんのデモテープを聴いて
デビュー・シングルにしたかったけど叶わず
一緒に音楽をやっていくと決心がついた曲
ということで、ぎゃんちゃん主導の「ずっとはるかあなたと」ではなく
E1.最終電車
そして最後の最後は
武部さんが背後に座って耳をかたむける中での
令和元年、聴き納めとなる弾き語り
しかも、この名曲
小さいころから歌を唄うことは好きだったけど
まさか、歌を唄うことを仕事にするとは両親も思っていなくて
どちらかというとすごく反抗的な娘だったので
家でもこっそり唄いながら育ちました
そして大人になって8年前、最愛の父が他界してしまったんですが
その頃にはやっと「良いんじゃないか?」って言ってくれて
間に合って良かったなというか、自分をこの世に送りだしてくれたことに
感謝を届けたいなと思いながら音楽をやっています。
この曲は
父が亡くなってすぐにライブが決まっていたので
その思いを歌にした曲です
E2.聲
空耳みたいに あなたを探す
春先のベランダは 雲ひとつない
目を閉じ 会いたい誰かを想う
その意味を ほんとは知らずにいたのです
あ~その聲を
いつまでも手の届く場所にあるのだと
お伽話の子供は 信じて今日まで来たのです
大きくはっきりと 話しなさいと
怒られて育った 家族の風景
だけどね こうして唄うときだけ
なぜかしら お腹から声が出るのです
あ~この聲は
どこまでも響くと思って ね、いいでしょう
毎日は あなたに知らせたい出来事ばかりです
よろこびに出会うたび あなたがここにいないことが
悔しくてさみしくて 泣き笑いになるけど
この私も年をとって ここを去って
あなたに「ただいま」という日まで
大きな大きな聲で唄っていこうと思うのです
end

1~2set まとめて書くと
とても長くてダラダラしたレポで恐縮なんですが
書いてるうちに、いつもブレない川江美奈子に
グダグダは必要ないなと思い
この倍ぐらい書いた、
個人的な思いはすべて削除しました。
そのかわりに
ぎゃんちゃんが2015年にインスタに綴った
「クリスマス」を・・・。
みなさん、よいお年を~☆
Merry Christmas!!
アメリカで生まれ育った祖母と、敬虔なクリスチャンだった祖父のもと、私はかなり本格的なクリスマスのお祝いをする家に育ちました。祖母の焼くターキーとグレービーソースは絶品だったし、賛美歌のハモりが多分私のハモり原点となったし、音楽好きな両親はビングクロスビーから始まり愛すべきクリスマスの音楽を、身にしみつくほど居間に溢れさせてくれました。
そんな祖父母も父ももうこの世を去り、当時の家ももうない今、私にとってクリスマスは、変な言い方かもしれませんが亡き大切なひとたちに少しだけ近づける愛おしい時期となりました。日本のお盆よりもきっと今、、父がそのへんに来てくれてるような??そんな気がしてならず、あれこれ思い出して妙にこどもの気持ちに戻ってしまうのです。
祖母のようには七面鳥が焼けないし、少しもあのクリスマスを再現することは出来ない私ですが、子供たちを愛することだけはしっかりと引き継いでいるよ、と天国の父に伝えたいクリスマスの夜です。
長い独り言のようになってすみません!
クリスマスよ、また来年!!
minako kawae
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Name - noboru(九州の人)
Title - いつかきっと・・・
必ず。
ちなみに・・・
「空」はダメですが
「聲」ならば何回か聴いてるので
さわりぐらいなら僕が歌って・・・
ダメですね。