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0428 ミチコ:at Blowin' new soul
4/28(日)
Blowin' new soul
東区馬出

<出演順>
■頼夜モプ
中島哲平さんがカバーした「チョモランマ」のオリジナルがこの方だと
本日出演の田代さんに教えてもらいました。
悪い意味ではなく、声量がある唄いっぷりと確かで個性あるギターは
「往年のフォーク・シンガー」といった感じで、他の方のライブの時も
(当然ですが)真剣に聞いてる姿に、鍛えられたであろう貫禄がありました。
■TARJEELING
田代さんから、聴いててちょいキツイ部分を突っつかれていましたが
僕も同感です。
ダンスや聴講姿勢は、笑うことも出来ないのが初めてでもキツイです。
どこかにけっこうな才能が在りそうなのは、歌ってる姿勢で解るんですが
何かがどこかで、いつからか壁を作ってしまってる感じ。
■ミチコ
<setlist>
1.花と続く道
2.私の中の
3.そうじゃなくて
4.あなたと一緒にいたいのは
5.あめふり
6.once upon a time and ...then
7.恋の歌
■藤本陽一
この会場が、カバーダメ、コピーダメってのを聞かされて楽しく聴けました。
こういうミュージシャンは、好んで聴くことはないけど絶対居ることが必要で
今後、若いミュージシャン(断層)が生まれる地質を作る貝や生き物、植物のような歌で
やがてロック(岩)になるソウル&スピリッツ(埋蔵資源)だと思います。
■田代裕之
数えたら、もう聴くのは4回目(バンドMIYAKOも1回)
唄ってることに嘘がなく、身体とリズムにメリハリがあるので楽しいです。
でも一番好きなのは、今回も今までみた天神プレアデスでもそうですが
共演のミュージシャンに、ただ「良かったです」「良いです」ではなく、
無視せず真剣に見て聴いて、自分の感想や意見をちゃんと話すこと。
馴れ合いや社交辞令、傷つくことのない曖昧賛辞ほど、
客が見ててシラけることはないので、場に熱が生まれます。

この日が福岡に移住(到着)したケジメの日で
明日から5年目
そして、平成最後のライブ
なのでイロイロまとめて記事にしようかな?と思っていたものも
全部吹っ飛んで、あらたに前や先や未来が見えた素敵なライブでした。
そのブログ記事の準備でまとめて数えて
福岡に来て初めてライブを聴いたミュージシャンが
もうすぐ100人になるのを知って、
決して頻繁に行くわけでもないのに、この数というのは
個人的には結構多いような気がする。
ま、初期はミュージシャンが10人近く出る、イベントっぽいものが多く
今以上に、遠方まで足を運んでいたというのもあるけど
その中で、「ずっと聴いていこう」「行けるときは必ず行こう」と心に決めたのは
実は、4年間で5人くらいで・・・
今回のミチコさんもそのうちのひとり。
ライブ・スタート15分前だったけど
ドアを開けて店に入ったら、ミチコさんのリハ中で失礼
でもそのまま着席。
初のお店ということで入りやひきの段取りを終えて、
緊張感たっぷりの様子でしたが、目はイキイキワクワク感が出てて
客側からみても、とても楽しんでいる様子がありあり
出番は3番目

「私ルースターズが大好きで、大江さんが身体をこわされたと聞いた時に作った曲。
全てのロックンローラーに捧げる曲と自分では思って唄ってる曲」
1.花と続く道
間奏を含め、とてもきれいなメロディの大好きな曲
あらためて「全てのロックンローラーに捧げる曲」って聞いて聴くと
そのピアノ演奏と歌詞にあふれる
若いころの情熱みたいなものに対する思いが愛おしい曲です。
「毎回歌ってる曲で、私の代表曲(?)なのかな?」と照れ気味に紹介
2.私の中の
代表曲ってのは、唄ってていつもの自分のペースをつかめる曲かな
ピアノを叩く音が次第に強くなってきて、温まってくる感じが
とてもよく伝わり、よくわかりました。
続いて鍵盤をさげてギターの弾き語りへ
twitterでも仕上がり状況がアップされてた「怒り」の新曲
3.そうじゃなくて
共演楽器を増やす、替えるということは
ミチコさんのような、年季が入ったひとが唄う時には都合のいい武器になる
どこがどう都合のいい武器になってるかは、もうちょっとギターの曲を聴かないと
解ってこない部分があるけど、歌詞・曲調だけをとっても深化は明確で
30分の短い時間でも、ちょっと席を移って反対側から聴いたような魅力がある。
「いたい」って気持ちは「通じ合いたい」って気持ちから来てると思います
4.あなたと一緒にいたいのは
もっと簡単な曲やればいいのに・・・とも思いたくなるような
ミュージシャン・スピリッツあふれる音の拾い方が、さすがのミチコさん
失礼ながら・・・アメリカのカントリー&トラッドあたりの女性名人ギタリストに
マジで唄わせたら凄くいい曲

再び鍵盤にもどり
5.あめふり
2曲ギターが入っただけで
鍵盤に戻ると、この安定感
決して演奏が安定というのではなく、
ミチコさんの気持ちがフッと座り込んだのが分かるような
心のアクションが見えるのが、これまた武器。
お祖母ちゃんは戦争でご主人を亡くされたらしく
自分はお母さんに聞くことで伝わって来た戦争の記憶を
これから、ミチコさんのお子さんとかには、どう伝え伝わっていくのか
そういう危機感もあって作ったという曲
ラブソングばっかり作っていた自分の中でも大きなこと
6.once upon a time and ...then
ピアノの伴奏が少しシンプルに、音数も少なく
ひとことひとことを、しっかり唄っているのが良く解る曲
ただ、間奏は戦争の砲火や混乱の時代を想起させるような部分もあり
イタズラに長尺の曲にしないところも、
ミチコさんのセンスを感じる、情感あふれる名曲
。。。で

ライブのスタート前にも、今日は6曲・・・と話していたのに
「最後の曲です」って言わないまま、前曲を終えてしまったので
急遽「最後の」7曲目を、譜面をパラパラやりながら探して
この曲
7.恋の歌
2011年のCDに収録されているので、ずいぶん前の曲
そして、僕が福岡に来て初めてミチコさんを聴いた時に唄われた曲
その時のステージの印象とはずいぶん変わってる(ように見える?)今のミチコさん
僕の印象では
あの頃は、久々に唄い始めて
「既にある曲を引っぱってきて人前で唄ってる」だけの感じだったのが
今は、
その後、新曲もたくさん作り
未来に向かう瞳の輝きも艶を増し
ミチコさんが楽曲を引っぱりまわして生きてる躍動感があります。
自分で歌をつくって唄うってことは、昔の自分を今の自分が唄うっていう
もの凄く素敵な(僕からみたら贅沢な)タイムマシンのような時間を体感出来ることで
今のユーミンのツアーや、川江美奈子さんの3月のライブでも感じた
限りある命の儚さや、必ず消えてくものへの愛おしさを
楽曲や唄で、世の片隅に遺せるという「力」のように思います。
僕は、ライブに行くことでその一端を記録し、記憶が途絶えたあとも残すために
こうして書き留めているのだな・・・と。
気づいたら あなたを追っていた
恋なんてもうしないと思ったのに
何度もあきらめようとした
あなたに出会う前の 自分になればいいだけだと
だけど前に進むために光が必要なように
あなたを必要と思った
この唄を初めて聞いた時に感じたのと同じ思いを
また今日感じて
良かったのか?
ダメなのか
わかんないけど
最低でも、あと60年は行きたいなと、また思いました。

end
Blowin' new soul
東区馬出

<出演順>
■頼夜モプ
中島哲平さんがカバーした「チョモランマ」のオリジナルがこの方だと
本日出演の田代さんに教えてもらいました。
悪い意味ではなく、声量がある唄いっぷりと確かで個性あるギターは
「往年のフォーク・シンガー」といった感じで、他の方のライブの時も
(当然ですが)真剣に聞いてる姿に、鍛えられたであろう貫禄がありました。
■TARJEELING
田代さんから、聴いててちょいキツイ部分を突っつかれていましたが
僕も同感です。
ダンスや聴講姿勢は、笑うことも出来ないのが初めてでもキツイです。
どこかにけっこうな才能が在りそうなのは、歌ってる姿勢で解るんですが
何かがどこかで、いつからか壁を作ってしまってる感じ。
■ミチコ
<setlist>
1.花と続く道
2.私の中の
3.そうじゃなくて
4.あなたと一緒にいたいのは
5.あめふり
6.once upon a time and ...then
7.恋の歌
■藤本陽一
この会場が、カバーダメ、コピーダメってのを聞かされて楽しく聴けました。
こういうミュージシャンは、好んで聴くことはないけど絶対居ることが必要で
今後、若いミュージシャン(断層)が生まれる地質を作る貝や生き物、植物のような歌で
やがてロック(岩)になるソウル&スピリッツ(埋蔵資源)だと思います。
■田代裕之
数えたら、もう聴くのは4回目(バンドMIYAKOも1回)
唄ってることに嘘がなく、身体とリズムにメリハリがあるので楽しいです。
でも一番好きなのは、今回も今までみた天神プレアデスでもそうですが
共演のミュージシャンに、ただ「良かったです」「良いです」ではなく、
無視せず真剣に見て聴いて、自分の感想や意見をちゃんと話すこと。
馴れ合いや社交辞令、傷つくことのない曖昧賛辞ほど、
客が見ててシラけることはないので、場に熱が生まれます。

この日が福岡に移住(到着)したケジメの日で
明日から5年目
そして、平成最後のライブ
なのでイロイロまとめて記事にしようかな?と思っていたものも
全部吹っ飛んで、あらたに前や先や未来が見えた素敵なライブでした。
そのブログ記事の準備でまとめて数えて
福岡に来て初めてライブを聴いたミュージシャンが
もうすぐ100人になるのを知って、
決して頻繁に行くわけでもないのに、この数というのは
個人的には結構多いような気がする。
ま、初期はミュージシャンが10人近く出る、イベントっぽいものが多く
今以上に、遠方まで足を運んでいたというのもあるけど
その中で、「ずっと聴いていこう」「行けるときは必ず行こう」と心に決めたのは
実は、4年間で5人くらいで・・・
今回のミチコさんもそのうちのひとり。
ライブ・スタート15分前だったけど
ドアを開けて店に入ったら、ミチコさんのリハ中で失礼
でもそのまま着席。
初のお店ということで入りやひきの段取りを終えて、
緊張感たっぷりの様子でしたが、目はイキイキワクワク感が出てて
客側からみても、とても楽しんでいる様子がありあり
出番は3番目

「私ルースターズが大好きで、大江さんが身体をこわされたと聞いた時に作った曲。
全てのロックンローラーに捧げる曲と自分では思って唄ってる曲」
1.花と続く道
間奏を含め、とてもきれいなメロディの大好きな曲
あらためて「全てのロックンローラーに捧げる曲」って聞いて聴くと
そのピアノ演奏と歌詞にあふれる
若いころの情熱みたいなものに対する思いが愛おしい曲です。
「毎回歌ってる曲で、私の代表曲(?)なのかな?」と照れ気味に紹介
2.私の中の
代表曲ってのは、唄ってていつもの自分のペースをつかめる曲かな
ピアノを叩く音が次第に強くなってきて、温まってくる感じが
とてもよく伝わり、よくわかりました。
続いて鍵盤をさげてギターの弾き語りへ
twitterでも仕上がり状況がアップされてた「怒り」の新曲
3.そうじゃなくて
共演楽器を増やす、替えるということは
ミチコさんのような、年季が入ったひとが唄う時には都合のいい武器になる
どこがどう都合のいい武器になってるかは、もうちょっとギターの曲を聴かないと
解ってこない部分があるけど、歌詞・曲調だけをとっても深化は明確で
30分の短い時間でも、ちょっと席を移って反対側から聴いたような魅力がある。
「いたい」って気持ちは「通じ合いたい」って気持ちから来てると思います
4.あなたと一緒にいたいのは
もっと簡単な曲やればいいのに・・・とも思いたくなるような
ミュージシャン・スピリッツあふれる音の拾い方が、さすがのミチコさん
失礼ながら・・・アメリカのカントリー&トラッドあたりの女性名人ギタリストに
マジで唄わせたら凄くいい曲

再び鍵盤にもどり
5.あめふり
2曲ギターが入っただけで
鍵盤に戻ると、この安定感
決して演奏が安定というのではなく、
ミチコさんの気持ちがフッと座り込んだのが分かるような
心のアクションが見えるのが、これまた武器。
お祖母ちゃんは戦争でご主人を亡くされたらしく
自分はお母さんに聞くことで伝わって来た戦争の記憶を
これから、ミチコさんのお子さんとかには、どう伝え伝わっていくのか
そういう危機感もあって作ったという曲
ラブソングばっかり作っていた自分の中でも大きなこと
6.once upon a time and ...then
ピアノの伴奏が少しシンプルに、音数も少なく
ひとことひとことを、しっかり唄っているのが良く解る曲
ただ、間奏は戦争の砲火や混乱の時代を想起させるような部分もあり
イタズラに長尺の曲にしないところも、
ミチコさんのセンスを感じる、情感あふれる名曲
。。。で

ライブのスタート前にも、今日は6曲・・・と話していたのに
「最後の曲です」って言わないまま、前曲を終えてしまったので
急遽「最後の」7曲目を、譜面をパラパラやりながら探して
この曲
7.恋の歌
2011年のCDに収録されているので、ずいぶん前の曲
そして、僕が福岡に来て初めてミチコさんを聴いた時に唄われた曲
その時のステージの印象とはずいぶん変わってる(ように見える?)今のミチコさん
僕の印象では
あの頃は、久々に唄い始めて
「既にある曲を引っぱってきて人前で唄ってる」だけの感じだったのが
今は、
その後、新曲もたくさん作り
未来に向かう瞳の輝きも艶を増し
ミチコさんが楽曲を引っぱりまわして生きてる躍動感があります。
自分で歌をつくって唄うってことは、昔の自分を今の自分が唄うっていう
もの凄く素敵な(僕からみたら贅沢な)タイムマシンのような時間を体感出来ることで
今のユーミンのツアーや、川江美奈子さんの3月のライブでも感じた
限りある命の儚さや、必ず消えてくものへの愛おしさを
楽曲や唄で、世の片隅に遺せるという「力」のように思います。
僕は、ライブに行くことでその一端を記録し、記憶が途絶えたあとも残すために
こうして書き留めているのだな・・・と。
気づいたら あなたを追っていた
恋なんてもうしないと思ったのに
何度もあきらめようとした
あなたに出会う前の 自分になればいいだけだと
だけど前に進むために光が必要なように
あなたを必要と思った
この唄を初めて聞いた時に感じたのと同じ思いを
また今日感じて
良かったのか?
ダメなのか
わかんないけど
最低でも、あと60年は行きたいなと、また思いました。

end
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