fc2ブログ

かわえうた

言葉にできないものを歌にするのが自分の一生の目標 minako kawae

今井美樹TOUR2018「Sky」 福岡 

kuine

今井美樹
CONCERT TOUR 2018 Sky


2018/9/21(金)
福岡・福岡市民会館
17:45開場/18:30開演 

Vo.今井美樹 
Bass:大神田智彦
Ds&Per:鶴谷智生
Key:河野圭
Guiters:黒田晃年
Vo.Key&Per...Harmonica:川江美奈子

skuuu

<SETLIST>
第一部
1.PRIDE
2.Anniversary
3.DRIVE に連れてって
4.同じ空
5.Misty
6.Blue Rain
7.瞳がほほえむから
8.あなたはあなたのままでいい
9.A PLACE IN THE SUN

第二部
10.Martiniqueの海風
11.青い空と赤い花
12.滴
13.あなたがおしえてくれた
14.私はあなたの空になりたい
15.The Days I Spent With You
16.Free to Fry
17.幸せになりたい
18.雨上がり光る花のように
19.Beyond the World

アンコール
E1.Goodbye Yesterday
E2.PIECE OF MY WISH




jtrkuss


第一部

1.PRIDE
実に河野さんらしいイントロから
ぎゃんちゃんの第一声でスタート
僕の中では決して好きな方ではない曲
あんまりすすんで聴くことはない曲

第一声&間奏コーラスが
拍手で迎えられて嬉しいのと、
「聴きどころが来た!」って僕にとっては
よく聴こえなくなるって部分もある

全体にちょっと終わりの拍手が早いのは、どの曲でも気になるとこ

2.Anniversary
3.DRIVE に連れてって


今回は最初から最後まで座ったままでも十分感激できるライブ
でも最後の締めがスタンディング曲ではないので
すでに何回か見て知ってるファンとしては
第一部でも2.3曲は立って応援したい!
ってのが会場の雰囲気として良く分かる。
ここら辺が、初聞きの観客はまだ温まってきてないので
逆に前半ちょっとさめるかも?

ここで美樹さん最初のMC
福岡は久し振りらしい
「ただいま」


4.同じ空
いろいろな写真や照明に切り替わる
ピンクフロイドのミニチュア版のようなバックスクリーン
そこに唯一歌詞が表示された曲

アルバム「SKY」のコンセプトを実に分かりやすく表現してくれた
今回のライブ
ここで歌詞をシッカリ伝えて本筋へってところで効果的でした。

このあともニュー・アルバムからってとこで
ここでぎゃんちゃん、キーボード席へ下がって着席

gryu

視界一杯のキーボードやグロッケン
そしてパーカッション
この時点で、すでに大活躍ですが
本当の活躍は実は後半・・・

幸い、ぎゃんちゃんの斜め後ろ30度、前から10番目以内という
ベストなポジションに席を取れたので
キラキラの頭のてっぺんから
ピカピカのヒールの先までタップリ視界に収まる中でのライブ
100%ぎゃんちゃんを見てても
美樹姐さんも河野さんも自然に視界に入るので
きょろきょろすることなく、じっくり見れました。


5.Misty
6.Blue Rain


新曲でもぎゃんちゃんのハーモニーやサイドキーボードプレイは
キレっキレ!
座るとやっぱり落ち着くのかな?
どっしりとした貫禄すら感じられて
もちろん充分に大人なんだけど
昔聴いてたインストアーやレコ発ライブのころの斜め後ろ姿に比べると
随分と「女性」を感じて、音や声も艶っぽさを増して耳に入ってきます。
衣裳も、シックな装いが浮くことなく馴染んで、上品な曲線を描いてました。


7.瞳がほほえむから
ぎゃんちゃんのイントロのソロ・コーラス!
しびれました。


8.あなたはあなたのままでいい
この曲と「あなたがおしえてくれた」の言葉使いとメロディ創りの違いが
旦那の布袋さんとシンガーソングライターであるぎゃんちゃんとの違いかな?
身勝手な僕の好き嫌いも、別れるのがここらへんの部分で
もちろん美樹さんにとっては、どっちも素敵な曲なのは間違いないんだけど
個人的には布袋さんの曲が、現在の美樹さんの音楽表現上は
決してプラスになっていないように思えます。
そう、美樹さんが自身のMCで話し、曲紹介していた通り
「今井美樹の新しいスタンダード」っていうちょっと不思議な表現そのもの・・・。

ライブLD(!)は何枚も買ってもってたし、
「キル・ビル」のメチャクチャなファンである僕でも
布袋さんのCDは、買ったことがないのも、そこいらかな?

・・・などと、あれこれ考えてるうちに第一部も次の曲で終わり


9.A PLACE IN THE SUN
後半、キーボードのちょっとしたアクセント(色)付け
からのコーラスが、僕的にはぎゃんちゃんの前半いちのハイライト。

ただ、この曲に手拍子はいらないなぁ・・・
そういえば、前半でのメンバー紹介なかったな?
楽曲の作者紹介もまったくなしだし・・・
「知ってるでしょ?」ってとこかな?
爽快な後半に向け、ちょっとモヤっとした第一部の終了でした。




xurre

第二部

10.Martiniqueの海風
おっ、後半は坂本龍一でスタート!
ここからすでに前半とは違うし
「滴」~メンバー紹介をはさんでの後半の選曲と展開
鶴谷さんを中心にしたシャープな演奏は見事でした。
美樹さんらしい、控えめでありながらも気の強さが垣間見えるメッセージが
演奏に上手くバックアップされて、嫌味なく浮き上がって来てました。
ぎゃんちゃんも座ったままセカンド・ボーカル&マルチプレイに集中!

個人的にも、
あそこで第一部をぶった切って(?)正解って感じでした。


11.青い空と赤い花
ま、ファンにはお馴染みなんだろうけど
この曲あたりからちゃんと作家の紹介があった方が良かったかな?


12.滴
この曲も唄った後、メンバー紹介で
「今唄った『滴』も川江美奈子さんの曲」って感じだったので
ここまでの3曲の意味がうまく伝わったかな?と勝手に心配。
ま、みんな知ってるか♪

あと・・・
ぎゃんちゃん自身は心得てるけど
「レッツ・セイ!」「サンキュー!」は
この曲にはあんまり似合わない感じ。


そして、MCからやっとこさのメンバー紹介
バンマス河野さんのあとラストに
紅一点、マジック「川江美奈子」の紹介コーナー

13年ぐらい前に初めて楽曲提供
世界で一番最初にデモテープを聴けることに恵まれる幸せ
本当にあたたかくて、いつも笑ってるのに
どこか奥底で泣きたいのをガマンするような気持ちで・・・

前回アルバム、ロンドンに行って3年目ぐらいの時に
書いてくれた素敵な曲
大切な「HOME」を感じさせてくれた曲


・・・みたいな紹介だったかな?


13.あなたがおしえてくれた
今井美樹さんには、本当に申し訳ないけど・・・
このライブステージにおいても 
僕にはやっぱり、ほぼ「川江美奈子」が唄ってる曲


14.私はあなたの空になりたい
15.The Days I Spent With You

16.Free to Fry

CDでも効果的だったハーモニカを演奏するのは
なんと、キーボードの前に腰かけたぎゃんちゃん!
ツアーも後半、さすがにもう照れることもなく立派な演奏。
いつかの鎌倉雪ノ下
プレゼントされたHOHNERで、みんなで演奏(?)した夜を
思い出してました。

7548888


17.幸せになりたい
僕の中では良くも悪くも「わぁ~上田知華!」
会場も最前列のおじいちゃんも(!)
とても楽しく盛り上がったけど・・・さすがに古さが出て来てる。

けど、
「どうぞ座ってください」とひと息ついてヒーヒーいってるなかで
ここからが今回のライブのハイライトで
今の今井美樹さんが、未来の自分の居所を見つけたか(?)のような
素敵なエンディングでした。
個人的にはアンコールはいらないくらい。

頑張っているのはみんな解っています。
汗かくほど力を入れ、走りムチ打たなくてもいいので、
永く唄っていって欲しいと感じた時間でした。


18.雨上がり光る花のように
そしてぎゃんちゃんこと川江美奈子さんの凄さもlここから。
美樹さんの曲紹介MCとはちょっと違うけど・・・

もう10年以上のお付き合いです。
着慣れたシャツのような心地良い曲を提供して下さいます。
彼女と私は体温がとても近い気がします。
女性ボーカルというものをしっかりと研究されていて。
今回の「雨上がり光る花のように」は、パリッとしているけど、
決して明る過ぎず、憂いも帯びていて、
それでいて前を向いて歩いて行こうとする女性の姿を描いて下さいました。
制作のやりとりの中で、
彼女は“この曲は私なりの反戦歌なんです”と話していました。

(USENの音楽情報サイト「encore」インタビューより)


そんな、鶴谷さんの銃砲や戦車の響きにも聞こえたイントロから
ぎゃんちゃんの本当に綺麗なハーモニーが流れてくる瞬間が
とても熱かったです。

シリアスに感情をこめた表情で唄う美樹さん
そのバックでコーラスを付ける
ぎゃんちゃんのなんと清々しい素敵な笑顔。
二人揃ってシリアスではきついし、笑顔で唄うだけの曲じゃないし
ただ綺麗なだけのつまらないコーラスをつけても意味ないし。
これが本当の作者のコーラス、自分自身もシンガーソングライターである
川江美奈子としてのバッキング・マジック。

変幻自在のプレイも堪能できたし
キーボードやグロッケン
ハモニカやタンバリンなどなど
手数はいかに多くとも
川江美奈子最大の武器はやっぱ唄声でした。
当たり前か。


19.Beyond the World
国境線のない空のした
それぞれの毎日を一生懸命暮らしていることが
奇跡だし、とても幸せ
困難な時代になっても、どんなに離れても
こうやって同じ空の下に居られる
いつかまた大切な人に会える。
そう思って、これからも歩いていきたいと思っています。
この福岡にも・・・


というMCで終了。
バックの広大な映像もすごくきれいでした。



scfiii

■アンコール
E1.Goodbye Yesterday
E2.PIECE OF MY WISH


うん。
「PIECE OF MY WISH」はとてもとても聴きたかったけど
やっぱ、それでもアンコールはいらなかったな
今夜は。

end



kkuas

ひとこと
「ありがとうございました」を伝えたくて
雨が降り出した会場の裏で、傘をさして待ってたけど
「出てこれないので、出待ちはやめて下さい!」と叱られ
「ご迷惑をおかけしました。すみません」と
頭を下げてスタスタと天神に向かいコーヒーを一杯。

タクシーが2台待つ薄暗い裏口に、僕ひとりしかいなかったし
多分、「今井美樹ファンの変な怪しいオヤジ」と思われたんだろうな・・・
と思いつつ

「福岡ひとりの出待ちは、実は、川江美奈子さんのファンなんだよ」
とニヤケタ終演でした。

どっちにしても、やっぱ怪しいオヤジか・・・と、反省。

ngkt

関連記事
スポンサーサイト



Comment

Add your comment