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- CATEGORY谷代悠 in FUKUOKA
1125 谷代悠 ~寿命を投げる~
2017年11月25日(土)
■天神「PLEIADES」


■出演順
①中川 John 拓哉
②福崎正人
③谷代悠
1.ぐらり
2.フライング・スペース
3.近況
4.17:59
5.嬰児
6.マグマ
④久永真悟
⑤鳩山たかし
⑥中島哲平

ハルさん、今年最後のライブ
勤務先でのひと仕事を終え、会場に着いた時には
ちょうどスタートしたところ。
一服して耳も目も落ち着いてきた3番手でステージへ。
ステージと客席との距離感がちょうど良くて
とても好きな店。
最近お決まりの席に着くと
ギターの響きや声の聴こえ方で
その日のコンディションやテンションの高さまで
解るのがとてもライブ。
1.ぐらり
2.フライングスペース
おなじみの腕ならしではあるけれども
ボーカルのピークはやっぱりちょっとキツいのか
力を抑えているのか、ソフトな立ち上がり
聴き慣れ見慣れてきたこともあるけど
角の堅さが心地よく、焼き立てのフランスパンのような口触り。
次の曲は「近況」・・・ということでMCも近況
9月に健康診断を受けて血圧が180って言われて
放置してたら即死しますよって言われてたんですけど
そのまま放置してたら職場で倒れて
救急車で運ばれて今夜に至る「近況」
3.近況
水を飲んで
4.17:59

今は、散歩をすることがいい
野菜を食べるといい
もちろん禁酒中
朝陽とか昼間の太陽は何とも思わないんですけど
夕陽を見てる時だけ心を打たれるようになって
次は、夕陽に関しての歌を唄たいたいと思います
ゆりかごの中にいた感覚っていうのは無いんですけど
夕陽に包まれてるとなんか、
自分が赤ちゃんに戻ったような・・・
そういう感覚です
「えいじ」という曲
生まれたての赤ちゃんていう意味らしいです。
5.嬰児
これからどこへ帰ろう
頬打つ風はただ冷たい
偶然か・・・僕の
一番古い幼児期に近いころの記憶で残っているのが夕陽
生家の斜め前に銭湯があって
その横には急な下り坂があり
その上から西の空が広く見え
晴れていると富士山が大きく見える
その日、夕飯の支度前にたぶん邪魔だったんだろうけど
祖父に抱かれてその夕空を見に出た坂道で
肩越しに見えた赤い夕陽の中の富士山
僕も夕陽の記憶は「一番小さい自分」の記憶。
それをハルさんの唄で久し振りに想い出し
ステージがちょっと滲みました。
ハルさんのうたは、想いと気持ちが強烈
それを昔なら吐き出してパンクやハードロックで色添えたんだろうけど
今は多分ちょっと重いのかな?
一度自分の周りの情景や風景、自然や静物に溶け込ませ
そこから自分に流れ出てきたモノを歌詞にして
自分の中の楽譜や音符やコードを振りかけて
楽曲に構築して唄ってるように聴こえる
だから多分ライブが一番全体を感じ取りやすいんだと思う。
6.マグマ
(血圧が180ぐらいにいくと)
どういう世界が目から見えてるかというと
たくさんの花火が上がってるような
感じになるときがあります
いろんないい考えをしたら綺麗な世界が見えてます
逆立ちをしているような感じです
そんな感じで最後の曲にいこうと思います
実に正直なMC

私の母は絵を描くひとだったんですけれども
画家になれずに空の星になった
あまりたいして会話をしたことはなかったけど
いつも先のことは話さずに
今のことしか話さないひとだった。
私は先のことしか考えないんですけど
今のことだけに一生懸命になれたらいいなと思います。
来年はそんな年にしたいなって強く思っています
来年も、よろしければライブさせて下さい
来年まであと一ヶ月ですね
一ヶ月で健康になって戻って来ます
7.光について
光が影を生み出していくように
喜びとともに悲しみはある
生きたいと泣いたひと
死にたいと泣いたひと
すべてを照らすだけ
私の中を満たすように
あたたかい光が照らしだす
見たいもの見たくないもの
映してしまうよ
誰も誰も防げない
ハルさんらしい大好きな曲
一年の最後のライブ
聴きたかった曲を最後に聴けてもう大満足。
絞り出てきた歌詞と湧き出てきたメロディが
絶妙な距離感で寄り添う「間(ハーモニー)」のセンスが素晴らしい。
end

ステージから降りてきたハルさん
「寿命を投げてる感じでした」
今、死を越えて感じているのは「命」ではなく「寿命」なんだろな
僕は投げられた「寿命」を吸い取ることなく
投げ返せるような来年になるような気がしてきた今夜。
限りがあるからこそ生きることに貪欲になる唄
まだまだ新しい「寿命」が生まれてくるはずのハルさん
とても愛おしく見えた夜でした。
■天神「PLEIADES」


■出演順
①中川 John 拓哉
②福崎正人
③谷代悠
1.ぐらり
2.フライング・スペース
3.近況
4.17:59
5.嬰児
6.マグマ
④久永真悟
⑤鳩山たかし
⑥中島哲平

ハルさん、今年最後のライブ
勤務先でのひと仕事を終え、会場に着いた時には
ちょうどスタートしたところ。
一服して耳も目も落ち着いてきた3番手でステージへ。
ステージと客席との距離感がちょうど良くて
とても好きな店。
最近お決まりの席に着くと
ギターの響きや声の聴こえ方で
その日のコンディションやテンションの高さまで
解るのがとてもライブ。
1.ぐらり
2.フライングスペース
おなじみの腕ならしではあるけれども
ボーカルのピークはやっぱりちょっとキツいのか
力を抑えているのか、ソフトな立ち上がり
聴き慣れ見慣れてきたこともあるけど
角の堅さが心地よく、焼き立てのフランスパンのような口触り。
次の曲は「近況」・・・ということでMCも近況
9月に健康診断を受けて血圧が180って言われて
放置してたら即死しますよって言われてたんですけど
そのまま放置してたら職場で倒れて
救急車で運ばれて今夜に至る「近況」
3.近況
水を飲んで
4.17:59

今は、散歩をすることがいい
野菜を食べるといい
もちろん禁酒中
朝陽とか昼間の太陽は何とも思わないんですけど
夕陽を見てる時だけ心を打たれるようになって
次は、夕陽に関しての歌を唄たいたいと思います
ゆりかごの中にいた感覚っていうのは無いんですけど
夕陽に包まれてるとなんか、
自分が赤ちゃんに戻ったような・・・
そういう感覚です
「えいじ」という曲
生まれたての赤ちゃんていう意味らしいです。
5.嬰児
これからどこへ帰ろう
頬打つ風はただ冷たい
偶然か・・・僕の
一番古い幼児期に近いころの記憶で残っているのが夕陽
生家の斜め前に銭湯があって
その横には急な下り坂があり
その上から西の空が広く見え
晴れていると富士山が大きく見える
その日、夕飯の支度前にたぶん邪魔だったんだろうけど
祖父に抱かれてその夕空を見に出た坂道で
肩越しに見えた赤い夕陽の中の富士山
僕も夕陽の記憶は「一番小さい自分」の記憶。
それをハルさんの唄で久し振りに想い出し
ステージがちょっと滲みました。
ハルさんのうたは、想いと気持ちが強烈
それを昔なら吐き出してパンクやハードロックで色添えたんだろうけど
今は多分ちょっと重いのかな?
一度自分の周りの情景や風景、自然や静物に溶け込ませ
そこから自分に流れ出てきたモノを歌詞にして
自分の中の楽譜や音符やコードを振りかけて
楽曲に構築して唄ってるように聴こえる
だから多分ライブが一番全体を感じ取りやすいんだと思う。
6.マグマ
(血圧が180ぐらいにいくと)
どういう世界が目から見えてるかというと
たくさんの花火が上がってるような
感じになるときがあります
いろんないい考えをしたら綺麗な世界が見えてます
逆立ちをしているような感じです
そんな感じで最後の曲にいこうと思います
実に正直なMC

私の母は絵を描くひとだったんですけれども
画家になれずに空の星になった
あまりたいして会話をしたことはなかったけど
いつも先のことは話さずに
今のことしか話さないひとだった。
私は先のことしか考えないんですけど
今のことだけに一生懸命になれたらいいなと思います。
来年はそんな年にしたいなって強く思っています
来年も、よろしければライブさせて下さい
来年まであと一ヶ月ですね
一ヶ月で健康になって戻って来ます
7.光について
光が影を生み出していくように
喜びとともに悲しみはある
生きたいと泣いたひと
死にたいと泣いたひと
すべてを照らすだけ
私の中を満たすように
あたたかい光が照らしだす
見たいもの見たくないもの
映してしまうよ
誰も誰も防げない
ハルさんらしい大好きな曲
一年の最後のライブ
聴きたかった曲を最後に聴けてもう大満足。
絞り出てきた歌詞と湧き出てきたメロディが
絶妙な距離感で寄り添う「間(ハーモニー)」のセンスが素晴らしい。
end

ステージから降りてきたハルさん
「寿命を投げてる感じでした」
今、死を越えて感じているのは「命」ではなく「寿命」なんだろな
僕は投げられた「寿命」を吸い取ることなく
投げ返せるような来年になるような気がしてきた今夜。
限りがあるからこそ生きることに貪欲になる唄
まだまだ新しい「寿命」が生まれてくるはずのハルさん
とても愛おしく見えた夜でした。
来年は生死ギリギリの姿を見せない別の表現方法を自分の中から生み出せたらいいな、ゆっくりと歌っていたい。軸は離れていかないで。考えても来年のことなんて今夜には分からないけど、何かそんな予感がする。おやすみなさい。
— 谷代悠 11/25 (@yashiroharu) 2017年11月25日
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