かわえうた

会いたい人は海の向こうでも空の向こうでもないところにいるのだ。 minako kawae

2017年1月22日 音楽家、震える小鳥になる 

「音楽家の話が聴きたい。」 
第1回 ~音楽プロデューサーの仕事とは ~
2017年1月22日

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遅くなりました。

この前のライブのあとに新曲「卒業」の部分を
またみて聴いて、
その前には何回か、武部さんの前説(失礼)を聞き、
でも、やっと通して全部見て聴いた4回目。

震える小鳥となったぎゃんちゃんの
イラつくような、頭にくるような楽しいような
コロコロ変わる顔色だけ見てても面白い時間ですが
足元のそっくり返り方を見てると
心理学的にも面白いかもです。
お好きなファンはもうご購入済みでしょうが
2500円で何回も見る価値は十分にあります♪
まだの方はぜひ。

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個人的には武部さんの曲作りの立ち位置と
作家としての川江美奈子の微妙なズレに
一番ワクワクドキドキしました。
その奥深いところの熱が
楽曲としての生モノ的鮮度に現れてくるんだなあ・・・と実感。

昔からぎゃんちゃんの一番凄いところは
どんな曲でも85点の出来に仕上げてくるところだと、
僕が勝手に思ってて
そこに、聴き手の心が触れると、わりと100点になり易く
一見無縁な曲でも85点以上のラインを彷徨い漂うものすごさ
だと思ってるんですが、
武部さんの仕事はその85点を90点から100点に
限りなく引っ張り上げること。

時に、それはアルバム「LIFE375」にみられる唯一の欠点のように
「捨て曲がない」とはちょっと違う
「全曲良すぎる」という部分になって現れてくるんだけど
ぎゃんちゃんが「川江美奈子」としてやってみたいことと
武部さんが「川江美奈子の曲」として残すこと
の違いがあり、そこのせめぎ合いが何とも言えぬ快感。

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元の「卒業」の、サビが1ヵ所で(いい意味)ダラッとした感じ
は、あまりにも「川江美奈子」的すぎて
ライブでは、「蔵出し」の時などに良くあるけど
アルバムでも、60分以上あるなら、どっかでそんな曲も聴いてみたい
と、思うのが贅沢なファン心理で・・・。
でも、武部さんは作品が後世に残ることを考えたら
全く「川江美奈子」を知らない人が聴いても
「川江美奈子」を表現した作品にしたいのが当然で
ぎゃんちゃんがその間でもがき苦しみ、時にイラつくのも
至極当然。
だから素晴らしい作品が生まれる。

これから音楽の楽しみ方がどう変わっていくのか?
まったくわからないし
またいつか、武部さんが話してた
歌詞カードとにらめっこしながら聴くような音楽を
誰もが求め創られる時代になるのかも知れないけど
いつの日も、ここでぎゃんちゃんと武部さんが話したようなことは
ひとの心を熱くさせるだろうし、
過ぎ去った音楽への尊敬の念を忘れることなく
変わりゆく音楽への敬愛を深めるファンには
絶対に必要な
アーティストの思い(=アーティストパワー)だと思う。

プロデューサー武部聡志
シンガーソングラーター川江美奈子
二人の「音楽家の話」を満喫できた2時間でした。

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「音楽家の話が聴きたい。」 
第1回 ~音楽プロデューサーの仕事とは ~

第一線で活躍する日本のトップ・プロデューサー武部聡志による
希少なライブ・ワークショップを完全収録。
今まで誰も触れたことがないノウハウを詰め込んだ、
まさに音楽プロデューサーを目指す人には必須の虎の巻!
スペシャルゲスト川江美奈子との楽曲制作シミュレーション・シーンでは、
音楽業界のスタッフですら滅多に接することができない、
プロデューサーとアーティストのリアルなやりとりを再現。
まさに「音楽家の話が聴きたい。」シーズン1の幕開けを飾るに相応しい作品です!!

2017年1月22日
場所:The GLEE
主演:武部聡志, 川江美奈子
再生時間:1時間53分
Amazonビデオ
¥ 2,500

購入はこちらから




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