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かわえうた

スピリットというか、生きた証というか。それは“大切な人がいるからこそ”生まれる気持ちなんですよね minako kawae

春待月夜~世界との関わりを絶つ勇気なんてないという矛盾 

2007年の12月7日の夜
目黒で発表された名曲「春待月夜」

「春待月夜」
作詞・作曲:川江美奈子
アルバム「LIFE375」収録

20071207



CDJ連載「春待月夜ニ君想フ」(2009年11月)より

――“春待月”という言葉は、庭園美術館でのライヴ・タイトルにあった言葉ですよね?

 「はい。あれは病気療養したあとの、久しぶりの大きなライヴということもあって……
自分の中の特別な思いがいっぱい詰まった言葉なんですよ。
“春待月”って12月のことなんですけどね。<春待月夜>という曲は私の中で、
最初からつよい心象風景の中にありました。絵本みたいにね。
その風景の中に衝動がつまったような曲だから……いつライヴで唄っても、
なんだかすごく演奏も衝動的になっちゃうんですよ

――では、歌詞について聞いていきます。〈春待月夜〉の歌詞はどんなシチュエーションで書いた曲ですか?

 「武部さんがNHKの『プロフェッショナル〜仕事の流儀』という番組に出演されたときに、
曲を書くことに悩んでいるアーティストという立場で私も少し関わらせていただいて。
<春待月夜>はちょうどあのドキュメンタリー収録と並行してできあがった曲なんです。
もがきながら曲ができていく過程をカメラが撮ったりして。
“もっと生々しい、自分をさらけ出した感情をそのまま書かないと、
人には伝わらないよ”ってことをずいぶん武部さんと話した時期でした。
言われてることはわかるけど、どうすればそういう曲になるのかわかんない!って
支離滅裂にキレたりもして。
そういうなかで、もうぜんぶ自分が消えちゃえばいいことなのかもしれない、
でもそれじゃフェアじゃないな……みたいなことを悶々と考えていて。
うまくいかなくて、穴にこもっているくせに、
世界との関わりを絶つ勇気なんてないという矛盾
に気づいて。
そんな気持ちをぶつけた曲なんです」

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